この夏、コロナ禍の反動から思いがけずに中3娘とキャンプに行くことに。
ここはお父さんの頑張りどころです。
でも、キャンプ初心者なのにカッコつけても仕方ないので、それを逆手に取って準備プロセスから娘を巻き込んで楽しむ作戦を立てました。
メスティンから始めた理由
娘は小学生の頃に移動教室で体験したテント泊や飯盒炊飯、キャンプファイヤーが楽しかった思い出だったようで、時々その話をしていました。
そこで、今回のキャンプでもメインテーマは、テント泊、飯盒炊飯、焚き火と設定。
テントは数年前にCostcoで衝動買いしたっきり出番がなかったColemanのがあるため、次は飯盒炊飯です。
ネットで検索すると、いまどきはメスティンと呼ばれるアルミ製のお弁当箱みたいなのがあり、これでご飯を炊いたり、簡単な調理ができる模様。そこで、手頃な2合用のを1つ購入しました。
自宅で娘と一緒に試しにご飯を炊いてみたところ、想定外に美味しい!
これで掴みはOKです。
続いて、タープ、テーブル、イス
キャンプをしようとすると、まず必要になる最低限のモノを考えると、当然、テント。そして、テーブルとイス。更に、夏の日差しや雨をしのぐために屋根が必要になります。これがタープです。
タープ
タープはテント同様にピンきりで、様々なタイプがあって迷いました。今回は娘と2人のキャンプなので、まず要件定義はこんな具合に。
- 設営、撤収が楽
- しっかり日差しを防ぐ
- オシャレ
一般的なタープのイメージは、ポールを立てて、ヘキサ(六角形)、オクタ(八角形)と呼ばれる多角形の布を張って、ロープで布を引っ張ってペグで地面に固定するタイプ。
開放感があって良いのですが、設営や撤収が面倒な印象。また、幾つかの商品を見てみましたが、ポールやペグは別売りのケースが多かったです。
そんな中で目を引いたのがワンタッチで設営できる自立式のタープ。
Colemanのインスタントバイザーシェード/M+は、スタンドを広げて、その上にシェードをかぶせて、立てるだけ。慣れれば5分ほどで組み立て完了できるとのこと。
Mサイズは高さが180cmあって、広さは2.7m✕2.7mと十分な大きさ。
そして、M+というラインナップは、見た目は爽やかな白で、裏地は黒になっていて日光を90%ブロックするというテクノロジーが魅力的です。
- 日光の透過をブロック。温度上昇を抑え、涼しく過ごせます
- 雨や日差しが内側に入りにくいため屋外のレジャーはもちろん、タウンでのイベントにも大活躍
- 一般的なモデルと比較してサイドトップのウォールがないため風に強い構造。急な強風にも安心
- 高さ2段階で切替可能
- 別売りのフルフラップを装着すると横からの日差しや地面からの照り返しをブロックでき、より快適な空間を作り上げます。
要件をすべて満たしていて口コミ評価も高かったことから、こちらを購入しました。
キャンプ場ではこんな感じで大活躍。最初は少々手こずりましたが、説明書を見ながら娘と設置できました。慣れれば5分もかからずに設置できます。
別売りのフルフラップを1枚、併せて購入しました。取り付けも簡単。予め専用の取付箇所があり、そこから吊り下げるだけです。風でたなびかないように、付属のマジックテープでポールに固定できます。
この1枚あるだけで写真のように壁ができるため、横からの日差しを防ぐことができ、また隣の視線を遮ることでプライベートな空間を手軽に作れる優れものです。良い買い物でした。
テーブル
娘と相談して決めたテーブルのポイントはこんな感じ。
- ぐらつかない安定性
- 収納性
- オシャレ
テーブルとイスは現物を見て、実際に使い勝手を確認して購入したいと思い、近所のアウトドア専門店で色々なものを試してみました。
たまたまテントとタープがColemanだったことから、娘はColemanで揃えたいね、とのこと。
Colemanブランドでも色々なタイプのテーブルがありましたが、大きさが手頃で軽くて丈夫そうなこちらを選択しました。
この上にカセットコンロやまな板を置いて調理したり、食事をしたり。2人で使うのには十分な広さがあり、専用の持ち運び収納袋もついてきて、しっかり活躍してくれました。
イス
キャンプ場でくつろぐ時間はイスに座っている時間。ポイントはこんな感じです。
- 座り心地
- カップホルダー
- オシャレ
お店で1時間ほどかけて、娘と色々なイスに座ってみて比較検証しました。
今回はSUVでオートキャンプが前提なので、収納性や軽さよりも座り心地を重視しました。流れ的にColemanとなり、娘が決めたのがこれ。
お手頃なお値段ながら、折り畳めるサイドテーブル付、しっかりとした作りで座り心地もよし。難点は重くて、開閉に力が要ること。
娘の力では開閉できないくらいでしたが、ここはお父さんの腕の見せどころなので父娘キャンプではむしろポイントアップになるのです。
まとめ
こんな感じでネットとリアル店舗を組み合わせて商品選びした上で、必要最低限のキャンプ用品であるタープとアウトドア用のテーブル、イスを揃えました。
キャンプそのものも素晴らしい体験でしたが、娘と一緒に「ああだ、こうだ」言いながらネット記事を読んだり、お店に行って色々な商品を試したり…という準備プロセス自体がこれまた楽しかった!
また、初回は必要最低限のグッズだけを揃えてキャンプに行きましたが、実際にキャンプをしてみて初めて気づいた反省点も多々ありました。
この悔しさをバネに、初キャンプ一ヶ月後の9月の連休に早くも2回目のキャンプの予約を入れた上で、娘と第二弾の買い物リストを作成して改めて買い出しに行くことに。
思いがけずに突然始まったキャンプブームですが、ソロキャンプはいつからでも開始できるので、今は少しでも多く娘とキャンプを楽しめるようお父さんは精進するのみです。
【追記】反省会の甲斐あって秋キャンプはスムーズに楽しめました!