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iPadのスタイラスペン比較、結論はApple Pencil一択

4.5
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娘が通う中学では必須教材として一人一台、iPadを持ちます。何と贅沢な!

iPadといえば、今から9年前、スティーブ・ジョブズのセンセーショナルなプレゼンに魅了されて思わずポチって予約し、発売日に初代iPadを手に入れたことを思い出します。

そんな僕がまた縁あって娘のためにiPadを買うことになろうとは。今回学校から指定されたのは第六世代のiPadです。

初代と比較するとハードウェアスペックの進化は隔世の感がありながらも、実は基本的なデザインやOSは大差ないことに気づき、改めてスティーブ・ジョブズの先見性に敬意を表しました。

さて、本エントリでは、iPad本体ではなく、アップルペンについて取り上げます。

学校からはアップルペンシルは高価のため購入は不要とのことでしたが、「クラスの友人の何人かが持っていて貸してもらったところ使いやすかったので買ってほしい」と娘に言われたことが発端です。

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たかがスタイラスペンが1万円超!?

娘に請われてアップルペンシルをググってみた第一印象は、高い!

いくら書き味がどうとか言っても、たかがタブレットに接続するスタイラスペンが1万円以上するなんておかしい、という直感から各種検討がスタートしました。

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テキストボックスで良いのでは

用途を聞くと、学校からプリントが配布される代わりに教材や演習問題がiPadにアプリを通じて配信されるそうで、こうした教材にさっとメモを書き込みたい、ということでした。

何だか授業も楽しそうですね!

お友達に借りたというアップルペンシルだとこんな感じで教材に手軽にメモを書き込めるそう
ネットで拾った画像や手書きメモ等を繋いでストーリーを作成しネットから宿題を提出したりするそう
英語のiPad補助教材では発音を聞いたりインタラクティブな授業に

じゃあ今はどうしてるのかと言うと、ドキュメント上にテキストボックスを置いてソフトウェアキーボードでメモを上書きしているそう。

実際にやってもらいましたが、確かにテキストボックスだと手間ひまがかかり、そのオペレーションに時間を取られてしまうため授業中にやるのは少々無理がある感じでした。

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指で手書きで良いのでは

次に思ったのが、指で書き込めば良いのではということ。

しかし、指だと細かいニュアンスが伝わらないため大雑把な字しか書き込めず使い物にならないので、この案はすぐに却下。

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サードパーティ製品で十分だろう

この時点で何らかのスタイラスペンを購入してあげようという結論に至りました。そこでググってみると、数えきれないほどの製品が溢れています。

一時間以上かけて様々なレビュー記事やAmazonの商品レビューを読み込んでみたところ、スタイラスペンにも幾つかの方式があることがわかってきました。

ペン先の素材には、ゴム、樹脂、伝導性繊維、透明ディスク等があり、それぞれ特徴があります。

中でも幾つかのiPadスタイラスペン特集記事で取り上げられていて、Amazonの口コミ評価も高かった、その名も「iPens」を購入することに。

本製品はAmazonで186件のレビューがあり平均★4.6の高評価で、レビュー内容を見ても類似製品のように中国語を機械翻訳したようなものではなく、ちゃんとした日本語レビューが大半でした。

今回、大学の授業でノートではなく、iPadに書き込みをしたいと思い購入しました。
買う前は正直、書き心地が悪かったり、うまく反応しないのではないかと少々不安に思っていましたが、使ってみるとその不安は解消されました。普通のペンでノートに書き込んでいるように書き込みやすく、また、ペン先もあまり太くないので、細かい文字もとても書きやすい仕様となっていましたので、すごく便利です。
また見た目もスタイリッシュで良いですし、充電も簡単にできるため、個人的にとてもオススメの商品です。
値段も純正のApple Pencilと比べるとはるかに安いため、Apple Pencilは高くて買えないけどスマホ等に使うタッチペンが欲しいと考えている方は是非購入を検討してみてはいかがでしょうか。

Amazonレビュー例

【追記】Amazonの不正レビューが巧妙化してきており、結果的にこれに騙されました。

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iPens X1の使用レビュー

到着した製品はこちら。思っていたよりもしっかりとした作りで安っぽくない仕上がりです。

色はゴールドを注文
専用の充電アダプター

ドキドキしながらさっそくiPadで試し書きしてみると…うーん、イマイチ!

イマイチな点
  1. ペン先を置いたところよりも微妙にずれた位置で線が引かれる。
  2. ペン先の動きと実際の描画との間に微妙なタイムラグがあり曲線が書きづらい
  3. 鉛筆書きのように手のひらを画面に載せて書くと、手のひらを誤認識して線が引かれてしまうことがあり、逆にペン先で書いた線が引かれないことがある
  4. 上記1-3の結果として、小さな文字が書けない(繊細なペン先の動きが正しく表現されない)

1と2は微妙なんですが、3が致命的で書道のように肘を浮かせて書くと問題ないのですが、書道の心得のある僕は例外として普通の子供には難しいです。

また、4のとおり細かい字が書けないのもノートを取るには致命的な弱点です。

結論として、大雑把な絵を描いたり、アンダーラインを引いたりする程度の使い方であればまあ何とかなりますが、紙に鉛筆でメモを書き込む感覚で使おうとすると使い物になりません。

ちなみに、同様な価格帯の類似製品も辛口コメントを読むと概ね上記のリストと同様な指摘でしたので、恐らく品質は同レベルと考えて良さそうです。

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満を持してApple Pencil(第一世代)を購入

随分と回り道をしてしまいましたが、娘の勉強のために必要な投資と割り切って結局アップルペンシルを購入することにしました。

パッケージからしてカッコいい
鉛筆ほどのシンプルな存在感に名前シールがマッチw

さて、いきなり結論です。iPadに紙と鉛筆感覚でメモを書き込みたいニーズには、Apple Pencilの一択のみ!

書いた瞬間に違いが歴然です。サードパーティ製品ではまともな字が書けませんでしたが、アップルペンシルはまさに紙にペンで書く感覚で自然に字が書けました。

特に鉛筆の書き味なんかは、字のかすれ具合といい、まさに鉛筆!(写真を拡大して見てください)

上段がペン、下段が鉛筆を選択して書いてみた例
(ちなみにApple Pencilが正解。PPAPとは違う)

また、蛍光ペンを選択すると上の写真のように自然な感じでマーカーラインが引けます。

少し調べてみると、そもそもアップルペンシルは独自技術で作られていることから、他社の追随を許さない書き味が実現できているそうです。

Apple Pencilは、ペン先を細くする代わりに先端部から静電気を出してセンサーの感知に必要な電気量を補うアクティブスタイラスと呼ばれる方式を採用しているといわれています。

それに加えて、アップル独自の機構をiPad ProとApple Pencil双方に組み込んで、筆圧に応じた描画処理や細かい動きにあわせて線を描くことができるように作られているといいます。

CAPAウェブサイトより

iPad本体ハードを作っているアップル社だからこそ開発できる専用デバイスだったんですね。正直、ここまで全くの別物だとは思っていませんでした。

そんな訳で、もし同様なシチュエーションに遭遇した場合は、少々値は張りますが迷わずにアップルペンシルを購入されることを強くお勧めします。長い目で見れば賢明な投資になることでしょう。

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