COVID-19で緊急事態宣言が発令され、完全テレワーク体制になってから2週間。
普通に自宅でただテレワークだけしていると、食事とトイレ以外はずっと書斎の机でパソコンに向かう時間で、1日の歩数がなんと1,000歩前後という日もありました。
週に3,4日は通っていたピラティススタジオも閉鎖され、土曜の朝8時からのインドアテニススクールも閉鎖。
完全なる運動不足の日々へ一気に突入してしまいました。
そこで、会員になっているピラティススタジオ(zen place pilates)が始めたオンライン配信でピラティスを自宅でやってみました。これが想像以上に良かったので皆さんにもぜひお勧めします。
これで無料なんて!月曜から始めて金曜まで5日連続でやれたので、もはやスタジオに通う必要もないかもしれないと思い始めたくらいです。
【追記】2年間、妻と通っていたピラティススタジオですが、毎日のように自宅で無料オンラインピラティスを続けるうちに「もうこれで十分だね」ということになり退会しました。これにより、家計のキャッシュフローが月3万円ほど改善。
ピラティスって聞いたことあるけど、何やるの?
僕が初めてピラティスを体験したのは2018年の1月。彼女に連れられて、近所のスタジオの体験レッスンを受講しました。
以来、すっかりハマってしまい、月に何回でも受講できるフリー会員に登録。いつの間にか通算で298回!レッスンを受けました。
僕が感じているピラティスのいいところは…
- マット1枚あればどこでも気軽にできる
- 自宅でも気楽にできる
- 体が固くても自分のペースで無理なくできる
- ヨガのような難しいポーズがなく、簡単に始められる
- ピラティス中は自分の体と向き合う時間
- 日頃の雑念から開放されて、ひたすら目の前の体の動きだけに集中
- ピラティス後は体はもちろん、心もリラックス(これが大事!)
- 体幹を支える重要な筋肉(インナーマッスル)を鍛えることができる
- 正しい姿勢が体でわかり、姿勢が良くなる
- 体幹が安定するので、テニス等、他のスポーツでもパフォーマンス向上
- 慢性的な腰痛もいつの間にか治ってしまった
次の動画を見ると、ピラティスの楽しさや魅力が伝わるかも。
ピラティスのレッスン中に出てくる専門用語はせいぜい以下くらいです。これさえ理解すれば、すぐにオンラインレッスンを受けられます。
- 足首のフレックス、ポイント
- フレックス:足首を手前に90度、折り曲げる
- ポイント:足首をまっすぐに伸ばす
- テーブルトップ
- 仰向けの状態で足を付け根から90度に上げ、膝を床と平行に90度に曲げる
- ロールダウン、ロープアップ
- ロールアップ:立った状態で上半身の力を抜いて首からうなずいて、背骨を1つずつゆっくりと曲げていき、手と頭がぶらりと床につくくらいまで腰を折り曲げる
- ロールダウン:ロールアップの動作を逆に行い、最後はまっすぐに立った状態まで戻す
- 骨盤のニュートラル、前傾、後傾
- ニュートラル:自然な背骨のカーブの延長に骨盤がある状態
- 前傾:骨盤を足元の方向に倒した状態(反り腰)
- 後傾:骨盤を背骨の方向に倒した状態(寝た時に背中とお尻の間の背骨のカーブ、空間がなくなり、腰骨が床に着いた状態)
マットピラティスの基本用語や動きは次の動画でおおよそ理解できます。
オンラインピラティスで必要なもの
スマホと寝転がれるスペースさえあれば、すぐにでも始められます。
ただ、床の上でじかにやるのは痛いので、マットがほしいところ。ない場合はバスタオル等でも良いです。
ちなみに、僕は自宅にあったヨガマットとWii Fitのマットを2枚重ねて使っていましたが、自宅でのオンラインピラティスが日課になって1週間が経過したところで、評判が良かったこの1cm厚のマットを購入しました。
十分な厚みがあるので痛みは一切感じなく、また厚すぎず収納も手軽で妻と一緒に重宝しています。
また、マットピラティスを始めると欲しくなるのがストレッチポール。これの上に寝て背骨をゆらゆらと左右に動かすだけでも肩甲骨が自然に広がってとっても気持ちいいです。これは子どもたちも含めて家族全員で愛用しています。
ピラティスではストレッチポールを使った様々な動きがあり、足首、ふくらはぎ、もも、腰、背骨、肩まで全身をほぐすことができて重宝します。
お勧めのオンラインピラティス動画
今週から思い立って始めたオンラインピラティス。毎日、多くのレッスン動画が公開されていますが、その中でも僕が実際にやってみて良かった動画を紹介します。
毎日手軽に継続するにはこれ!
まずお勧めしたいのが、20分の初級コース。個性豊かなzen placeのピラティスインストラクターが色々なメニューを無料で公開してくれています!
20分なのでちょっとしたスキマ時間でできるのと、一通りの基本動作がすべて含まれているので、とりあえず毎日継続するのにピッタリです。
僕は在宅勤務が続くなか、もともとの通勤時間を使って毎朝、仕事前に日替わりでやっていますが、これでからだ全体がほぐれてリラックスできて、毎日良いスタートを切ることができます。
上記を含めたおすすめの20分の初級コースをYoutubeの動画リストにまとめたので、こちらも活用ください。
たまにはガッツリ中級ピラティス
そして、もっとガッツリやりたい時にはこちら。レベルは中級くらい。いわゆる「フロー」と呼ばれる、休みなしで45分間ずっと体を動かし続けるマットピラティスです。
オンラインピラティスの運動量と睡眠への影響
いつものスタジオのレッスンは1時間なので少し物足りないですが、これでも終わると体温が上がって少し汗ばむくらいの運動量です。
月曜日から金曜日まで、仕事を終えて夕食をとった後、一休みして45分間のオンラインピラティスを5日間続けられました。
通勤時間ゼロの自宅テレワークならではのゆったりした夜の過ごし方です。
その後は風呂に浸かってのんびりして就寝。運動することで適度に疲労し、睡眠の質も高まりました。
自宅にこもってのテレワークは気分転換が難しいですが、夜のオンラインピラティスを習慣にできたのは大きな収穫です。