4/6から完全な在宅勤務にシフトしました。今までも短時間の在宅勤務は日常的に実施していたので、PCインフラやテレワーク用の机、椅子等、環境面を含めて慣れたものです。
ただ、終日テレワーク、しかも連日というのは初めての経験。十分に慣れていると思っていたテレワークもこれが日常となると体験してみて初めて気づく不具合が色々とありました。
中でも深刻なのは運動不足。
圧倒的に歩数が減って運動不足が半端ない
終日、在宅勤務となると困るのがとにかく歩かなくなること。
オフィスにいると、打ち合わせで会議室や隣のビルに移動したり、同僚のデスクまで歩いて話したり、ランチで外出したり…と意識していなくてもそれなりに歩く機会がありました。
また、そもそも通勤で駅まで10分少々歩いて、電車の乗り換えで歩いて…単に会社まで通勤して仕事して帰宅する日でも最低でも7,000歩は歩いていました。
ところが、終日テレワークになった今週は歩数が激減。感覚的には減っているだろうなと思いますが、こうやってデータで見ると明らかです。
1日の平均歩数は8,472歩から3,641歩と半分以下になってしまいました。
上図はfitbitの歩数データをスマホのアプリで見た画面です。fitbitは軽量なリストバンドで、これをつけているだけで歩数をはじめ、階段を登った階数や心拍数まで自動的に計測して分析してくれます。
また、寝ている間の寝返り数や心拍数をもとに「睡眠スコア」を算出して、睡眠の質をグラフ化してくれるのが凄いです。
最長静止期間
歩数が減ったことに伴って、座りっぱなしの時間が長くなってしまうのも不健康です。
終日テレワークになると電話もオンライン会議も書斎の椅子に座ったまま完結してしまうため、ひどいときには気づいたら5時間も座りっぱなしということも。
4/9(木)は長めのオンライン会議が続いたこともあり、5時間以上ほとんど歩いていなかったようです。
250歩以上を歩いた時間
下図を見ても明らかですが、終日テレワークとなった今週はほとんど歩いていないことが分かります。
特に木曜日は7時から8時の1時間を除いて、ずっと座りっぱなし(1時間あたり250歩以下しか歩いていない)だった模様。
スマホのfitbitデータを見ていて木曜日にこれに気づき、金曜日は意識して歩くことにしました。
歩いていないとfitbitがアラームで知らせてくれる
fitbitは1時間のうち最低でも250歩は歩くように促してくれる機能があります。この機能は、○時50分の時点でそれまでの50分の間で250歩に満たない場合にfitbitのバイブレーションで知らせてくれるもの。
今まであまり気にしていませんでしたが、終日テレワークになってから歩数が極端に減ったため、このアラームが発動する機会がぐっと増えました。
バイブレーションで「はっ!」と気付き、fitbit画面を見ると、残りの歩数が表示されます。
金曜日は木曜日の反省から、このアラームが鳴ったら椅子から立ち上がり、少し散歩することに。
在宅勤務の良いところは、すぐ戸外に出られること。オフィスにいると、外に出ようと思ってもまずエレベーターまで歩き、そこから1Fに降りて、フラッパーゲートを通って…とそれだけで時間がかかってしまいます。
ちょっと庭先まで歩くでも良いし、晴れていれば太陽光を浴びながら自宅の辺りを5分ほどぐるっと散歩するだけでも心身ともにリラックスできます。
アラームが鳴ってから10分以内に250歩以上歩くと、またバイブレーションで達成を知らせてくれます。
この機能のおかげで、定期的にリフレッシュするきっかけに気付けるようになりました。金曜日は意識して定期的に歩くことで座りっぱなしの時間を減らすことに成功。
在宅勤務だと割り込みがなくて集中できる反面、小さなノートPCの画面とにらめっこで椅子に座りっぱなしという不健康な状態のまま、ついつい仕事をしすぎてしまってストレスを溜め込むリスクが高くなります。
fitbitの思わぬ利点に気づき、ますます手放せなくなりました。