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日本版Revolutを使ってみた

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欧州で話題のFintech企業、Revolut(リボリュート)が遂に日本でも使えるようになりました!

こちらから登録すると無料でカード発行してくれるそうです。

2019/5に日本で同社から採用イベントのお誘いを頂いていたので、東京オリンピックまでにはローンチを目指しているのかなと思っていましたが、いよいよですね。

以前からアプリ上で日本でのサービスの事前登録ができるようになっており、2018/3/3に申し込んでいました(waiting listの292番目)。そんなこともすっかり忘れていた今日、突然メールが届きました。

Kenyaさん、Revolutアカウントをご利用いただけるようになりました!

大変お待たせいたしました。お客様の順番待ちが終わり、Revolutアカウントをご利用いただけるようになりました。

再度申し上げます。お客様のRevolutアカウントが利用可能となりました。

Revolutからのメールより抜粋

さっそくアプリを久しぶりに立ち上げて登録してみました。

Making of Revolut HD
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アプリのようこそ画面

まだ後ろに4,846人が並んでいるようです。

アプリを立ち上げると、まずRevolutの利用目的を聞かれます。4択から選んで完了。

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VISAカードとして使えるリアルカードの発行

Revolutの口座からデビットカードのように使えるリアルカードを無料で発行できるそうなので、さっそく申し込んでおきました。何と明日には発送予定で、5/12に到着予定とのこと。

海外から国際郵便での発送なんでしょうね。COVID-19の影響で予定通り届くかは微妙だと思っています。

5/9追記:予定よりも早くリアルカードが到着しました!

券面のデザインからすると、ICチップに加えて無線マーク(非接触対応マーク)がついていることから、恐らくVISAのタッチ決済にも対応している模様です。

また、アプリの操作だけで、バーチャルカードも発行できるそう。実際に数タップだけで、簡単にVISAのバーチャルカードが発行できました。

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本人確認のステップ

リアルカードを有効化するためには本人確認が必要です。法規制の要件からマイナンバーが前提となっています。

僕はマイナンバーの通知カードを選択。表面と裏面の写真をスマホで撮影し、送信して完了です。

更に、日本の住民であることの証明書類の提出が必要となります。運転免許証を選択すると、再びアプリ内でカメラが起動されて(onfido社のアプリ連携)、免許証の表と裏を撮影・送信しました。

最後に、セルフィー(自撮り)が求められます。この画像と先の免許書の写真とを照合して本人確認をする模様。

さすがに世界各国で5年間に亘って最先端のサービスを提供してきた企業だけあって、ここまで数分程度、特に難しい操作もなく、簡単で快適なUI/UXでした。(アプリを操作する時間よりも必要な書類を探す時間の方がかかった)

本人確認書類の審査は1週間程度で終了するとのこと。

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口座へ入金

開設したばかりの口座にさっそく入金もできるようなので、最低預入額の2,000円を追加してみました。

入金にはクレジットカードを紐付けます。はじめに最近使い始めたKyash Card(Liteじゃない方)を登録してみましたがエラーに。次にJALカード(DCカード)を試してみたら問題なく登録できました。

5/20追記:RevolutにKyashからチャージが可能になりました。

チャージ額として2,000円を指定してタップすると、事前に登録しておいたメールアドレスに確認のリンクが送付されます。アプリがインストールされているスマホからメールを確認し、リンクをタップする確認する必要があります。

こちらも簡単な操作で2,000円をチャージできました。

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為替レートの確認

アプリのダッシュボードから主要通貨のレートを確認してみます。

通貨コンバーター画面で日本円に1,000,000と入力してみると、米ドル、英ポンド、ユーロ等の通貨が1秒足らずの頻度で刻々と変化するのには驚きました。

Revolut

リアルタイムに表示されるTTMで決済されるとはビックリです!

また、通貨ごとの為替レートの推移グラフもワンタップで確認できます。

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為替手数料が無料でカードで買い物ができる

Revolutの革命的な点は、為替手数料が無料でVISAカードとして買い物ができるというところ。また、同様にTTSとTTBの仲値(TTM:インターバンクレート)で手数料無料で両替や送金までできます。

手数料無料のスタンダード会員のサービス条件

一般的に銀行や両替所での両替手数料は1ドルあたり約3円、1ユーロあたり約6円とのことですので、例えば1万円を両替するとドルは約270円、ユーロだと約480円もの手数料が発生する計算です。

この為替手数料がゼロというのは海外旅行等で買い物をする際には大きな差になります。ちなみに、現時点では既に世界140の通貨に対応しているそう。

格安な為替手数料というとTransferWiseが有名ですが、Revolutは為替手数料ゼロというのが凄いです。欧州のFintechで有名なドイツのN26や英国のMonzo等も為替手数料が安いのが売りの1つですが、彼らもTransferWiseを使っているためRevolutには敵いません。

日本ではマネパカードやJAL Global WALLETのようなプリペイドカードも為替手数料が安いことで差別化していますが、Revolutの為替手数料ゼロは破格です。

また、使い勝手や経済性の観点からも、マネパカードやJAL Global WALLETのように事前に別通貨に両替・チャージする手間や為替リスクなく、Revolut上の日本円の残高から自動的にその瞬間のインターバンクレートで必要額のみ決済されるといのは非常に便利でお得です。

手数料無料のスタンダード会員(日本)は、毎月750,000円までは為替手数料が無料で取引できるとのことですので、とりあえず十分ですね。

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為替手数料が無料で各国の現地通貨をATMで引き出せる

もう1つ特筆すべきは、毎月25,000円まで同じく為替手数料が無料で各国の現地通貨をATMから引き出せるという点。(ATMが個別に設定しているATM利用料は除く)

海外ではクレジットカードが使える店がほとんどで、唯一のハードルだったタクシーでもUberが使える国が多くなってきたので、海外出張でも現地通貨をキャッシュで引き出す機会がほとんどなくなりました。

月当たり25,000円という上限でも旅行や出張で少額の現金を引き出すニーズには十分にマッチしていると思います。

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Revolutのビジネスモデル

RevolutのようなFintech企業は、銀行免許を持たずに銀行に近しいサービスをより便利でお得に提供し始めており、ネオバンクとも呼ばれています。

彼らは従来型の銀行と比べると、支店ベース、紙ベースの事務を持たずにデジタルオンリーで最短距離のサービスをゼロから構築することができ、コスト構造が根本的にスリムです。

また、企業のカルチャーも金融機関というよりもいわゆるテック系スタートアップという雰囲気で、金融機関に見られるピラミッド型のヒエラルキーとは正反対のフラットな組織が多い印象。

2018年にRevolutと同業でベルリンに本社を置くN26を訪問した際、CTOがTシャツ短パン姿で驚きました。コンプライアンス部門中心に金融機関出身者もいますが、社員の大半はエンジニアで、組織のサイズも小さく、意思決定も速いです。

Revolutがここまで圧倒的なサービスを短期間で提供できるのも、こうした低コスト構造や迅速な意思決定がベースにあると思います。

現在のビジネスモデルの中心は会員がカードを利用することで得られる加盟店手数料や有料会員からの利用料と思われます。

今はまだ顧客基盤の開拓フェーズであり、収益性よりも顧客数の獲得に力を入れているのでは。先日もシリーズDラウンドで約550億円を更に調達したとの報道がありましたが、こうした投資家のバックアップもあり、日本も含めた新市場を積極的に開拓できるのだと思います。

全世界で既に1,000万人を超えるユーザーを抱えていることから、その顧客基盤を活かして他業態の企業と連携して送客手数料を得ることもできるでしょうし、そうした非金融サービスとの連携から得られる顧客の行動・購買データの価値は高いでしょう。

Revolutの日本上陸は、いよいよ日本の銀行もこうしたFintech企業との世界的な競争にさらされることを意味します。

現時点ではRevolutは銀行ではなく、海外での利用においてメリットを提供するニッチなサービス提供者ですが、今後は日本でも様々な企業と提携してユニークなサービスを提供していくことでしょう。

デジタルテクノロジーを起点とする新しい金融サービスの登場が楽しみです。

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参考:Revolut概要

Techcrunchの2020/2/25の記事「フィンテックRevolutが約550億円調達、日本でのサービス立ち上げも準備」でもRevolutの日本での事業開始見込みについて語られています。

フィンテックスタートアップのRevolut(レボリュート)がシリーズDラウンドで大規模な資金調達を行った。5億ドル(約550億円)ものラウンドをTCVがリードし、バリュエーションは55億ドル(約6090億円)になった。過去数年でRevolutは計8億3600万ドル(約930億円)を調達している。

現在Revolutは1000万人超の顧客を抱える。その大半は欧州と英国だ。決済額や月間アクティブ顧客数など具体的な数字は明かさなかったが、下にいくつかの指標を挙げる。

・ユーザー総数は2019年に169%成長
・デイリーアクティブ顧客は2019年に380%成長
・売上高は2018年に354%増加
・プレミアムサブスクリプション(Revolut PremiumとRevolut Metal)の売上高は2019年に154%増加

新たな資金で同社は既存ユーザー向けのプロダクトと売上高の改善に注力する、と話している。すべてRevolutをより使い勝手のいいものにするためだ。

Revolutは目下、英国、欧州、シンガポール、オーストラリア(ベータ)で展開している。数カ国に進出する計画をすでに発表しているが、当面は米国と日本でのサービス立ち上げにフォーカスする。

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