毎晩ビール1缶を飲むかどうか程度で、コロナ禍以降はすっかり外で飲む機会もなくなっています。
そんな中、テニス仲間とUCLAの先輩が実は小中学校の同級生だったことが偶然判明し、僕がキューピッド役になって20年ぶり以上のお二人を引き合わせた会食をセッティングしました。
久しぶりに2軒、深夜まで飲んで楽しいひとときを3人で満喫。その晩はよく寝られた気がしましたが、Fitbit(フィットネストラッカー)によると実は眠りが浅かった模様。深酒は睡眠にどんな影響を与えるのでしょうか?
fitbitの魅力についてはこちらを参照。
Charge5にはfitbit premium半年分がついてくる
3年近く愛用していたCharge 3の液晶表示が薄くなってきたため、Charge 5に乗り換えました。Charge 4の2倍の明るさ、かつカラー表示となり、晴天時の屋外でテニスをしている時でもくっきり鮮やかにディスプレイが見られるようになって大満足です。
fitbitを買収したGoogleがGoogle Watchの発売をアナウンスした影響があるのか不明ですが、Amazon価格を見ると2022/7/18現在で、Charge 5が18,064円、1つ前のモデルCharge 4が19,800円と価格が逆転していてCharge 5がお買い得です。
通常だと月650円かかるfitbit premiumプログラムですが、Charge 5を購入すると半年間の無料体験がついてきます。
これにより、エナジースコアや睡眠スコア等がより詳細に分析されて、アプリから確認したり、PDFでレポートをダウンロードできるようになりました。
通常プランにはない様々な分析結果が見られるのがとても興味深いですが、今回は睡眠スコアの詳細分析の1つ、「回復」に注目です。
睡眠スコア「回復」で見る睡眠中の心拍数
fitbitで毎日チェックしているのが睡眠スコア。
睡眠の質を100点満点でスコアリングしてくれる機能です。
寝起きの実感とスコアが結構リンクしているので、どんな生活習慣が睡眠の質に繋がっているのかが客観的に分かり重宝しています。
この睡眠スコアは、①睡眠時間(50%)、②深い睡眠とレム睡眠の時間(25%)、③回復(25%)の3つの要素から判定されます。
深い睡眠とレム睡眠
②の深い睡眠に関しては、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所所長の西野さんによると「睡眠時間のうち、特に最初の90分を深く眠ることができれば、体調を整える成長ホルモンの分泌が促されることなどがわかっています」とのこと。
詳細はこちらにまとめてあります。
比較的、②深い睡眠とレム睡眠の時間(25%)のスコアが高かった日のグラフはこんな感じでした。このグラフは無料版のfitbitアプリでも見ることができます。


回復:睡眠中の心拍数の変化
fitbit premiumならではの機能の1つが、この回復スコアです。
回復スコアは、寝つけない状態と就寝中の心拍数を見ることで、睡眠中、どの程度穏やかな状態/興奮した状態だったかを測定します。
■なぜ大事なのでしょうか?
睡眠中、心拍数はゆっくりと降下します。 通常、大部分の時間帯で、睡眠中の心拍数は昼間の安静時の心拍数を下回ります。そうならない場合は、 悪い夢を見ていたなどの理由で睡眠が妨げられたのかもしれません。
寝つけない状態は、どのくらい寝返りをしているかで表されます。少ないほど良い睡眠だと言えます。■アドバイス
fitbitアプリ
睡眠中の心拍数のグラフが、 ハンモック型になっているのが理想的です。 これは心拍数が就寝時にゆっくりと下がり、朝に再び上昇していることを示します。
この回復スコアを見ると、通常のよく眠れている時と深酒した時とで顕著な差がありました。
まず、よく眠れた日のグラフはこんな感じで、解説にもあった「ハンモック型」の理想的な形状です。睡眠時の93%は安静時の平均心拍数を下回っています。

一方で、久しぶりに深酒した日は、なんと寝ている間ずっと安静時の心拍数を上回ったままでした。
これでは体が休まらない訳ですね。

回復スコアを見ることで、深酒は体に与えるダメージが大きいことが客観的、視覚的に理解できました。
お酒はほどほどにしましょう!