食洗機の使用時に変なうるさい音(高いモーター音、ブーンという音)がするようになったため、パナソニックに依頼して修理に来てもらいました。
本体を分解して確認頂いたところ、モーターと軸を繋ぐベアリングとシートとの間に隙間ができていて、水が少し漏れていたとのこと。
このまま放置すると錆びたり、最悪は本体から水漏れする恐れもあったそうで、早めに異常に気がついて良かったです。
修理はポンプ全体を新品の部品に交換頂き、完了。新築時にビルトインした本機は既に10年近く毎日酷使してきた訳で、出張費用込みで25,000円程度は長く使うための必要なメンテナンスコストだと思います。
今回は、出張修理の際にエンジニアの方が教えてくれた、食洗機が壊れにくい洗剤に関する情報が目からウロコだったのでシェアします。
参考:食洗機から出る食べカスや油汚れは排水管に少しずつ付着するため、5年に一度は排水管の高圧洗浄をお勧めします。
故障しにくい洗剤選びと使い方
洗剤の分量
食洗機用の洗剤のパッケージを見ると、油汚れが多いときはスプーン1杯と書いてありますが、大抵のケースでは付属のスプーン1/2杯で十分だそう。
食洗機は少ない水で洗浄するため、規定どおり入れていると残った洗剤が機器に付着してしまい、むしろ故障の原因になるリスクがあるそうです。
お勧めの食洗機用の洗剤
「ズバリ、ここだけの話ですが、粉末のJoyかFinishがお勧めです」とのこと!
長年に亘って、様々な家庭の食洗機トラブル対応をしてきたプロによると、経験的にこの2品を使っている家庭は食洗機のトラブルが少ないそうです。
また、故障を避けるための洗剤選びのポイントは次のとおりです。
- 液体洗剤は、増粘剤が含まれているものは避けたほうが良い。塩や酢と反応して固まってしまう。
- キューブ状の洗剤は量を調整できないのでお勧めできない。
企業の立場から考えてみると、少しでも洗剤の消費量を増やしたい。そのための工夫がキューブだったりタブレット型の洗剤なのでしょう。
計量不要で使い勝手が良い、油汚れがひどい時は2つ入れましょう、というメーカーの戦略には乗らずに、最低限必要な分量を自分で調節するのが良さそうです。
ちなみに、ミーレのビルトイン食洗機を使っている友人もfinishを勧められたそうです。
うちMiele(ミーレ)の12人用30万円ドイツ製です。
数年前に修理したとき、洗剤はFinishにしてくださいと言われてそれ以来Finish一択です!!
毎日毎日、食器洗い機は、なくてはならない生活なので、壊れたらほんとに困ります。
これまで、何度か修理してますが、13年経過してますが、まだまだいけそうです!
- フィニッシュは70カ国で使われ、世界の食洗器専用洗剤シェアNo1 ※2018年ニールセン調べ
- パナソニックなど食洗機メーカーとの技術交流を重ね、最適な洗剤の開発に積極的に取り組んでいます
- ご飯などのでん粉汚れ、卵などのたんぱく質汚れ、油汚れ、茶渋も1回で洗浄。
- 詰め替えずにも使える便利なジップ付き
故障を予防するちょっとしたひと手間
汚れた食器をそのまま食洗機に入れるのは避け、まず水道水でさっと油汚れを流してから食洗機に入れること。
このひと手間をかけるだけで、食洗機に残存する油汚れを減らして故障しにくくなるそうです。
良いものを大事に長く使う
我が家のモノに対するポリシーは、良いものを大事に長く使うことです。
「安物買いの銭失い」とは良く言ったもので、安いものはすぐに壊れてしまうため、買い換えの手間だけでなく、長い目で見るとむしろコストが高くつくことがよくあります。
特に毎日使う日用品こそ、少し高くても気に入ったものを大事に長く使うことにより、気持ち良く経済的に過ごすことができます。
我が家では、いつも食器の油汚れをさっと流してから食洗機に入れていたこと、また洗剤は偶然にもFinishを愛用していたためか、使用期間・頻度の割には油の付着は少なめだったようです。
今回はポンプの部品の劣化が原因だったのでポンプ交換で済みました。
今後は洗剤の量に注意して長く愛用したいと思っています。