5月31日(日)14時から、竹倉史人氏が2017年で東京大学で行った全12回の講座内容をベースとした「神話、科学、人類」に関するZoom講座が開催されます。
この講義は毎回編集者が参加してNHK出版から公刊予定だったものが、今は土偶に関する書籍の執筆を優先してペンディングになっているものだそうです。
神話は文学のような創作物ではありません。神話が「科学」の原初形態であり、また「人類」における認知活動の基盤的な様式であることなどについて、現在のコロナ状況なども意識しながら平易に解説してみたいと思います。
ちなみに土偶の本は秋ぐらいに晶文社から出版予定です。出版が近くなりましたら販促がてらマスコミにも研究内容を発表していきます。
竹倉氏のFacebookより
水の精霊、火の精霊、森の精霊、風の精霊、、、神話にはたくさんの精霊や神々が登場します。
日本の場合、全国の神社はなんと9万社近くあります(全国のコンビニは5万5千店)。精霊たちの逗留所として造られている神社がコンビニによりはるかに多い日本は、、、まさに精霊の国!
神話について話してください、と依頼されたので、そもそも神話ってなあに?というところからお話してみたいと思います
竹倉氏のFacebookより
イベント概要
主催者のstudio dee131の山中さんの告知を転載します。
先日ご案内したUNDO-空につながる木曜日、人類学者竹倉史人先生のZOOMによるオンライン特別講座(5月31日)。追加告知です。
今回は「神話はなぜ作られたのか?起源神話の中に未来の生き方を学ぶ」というテーマでお話いただきます。
人が始めて太陽をみた時、月をみた時、出産や死に対峙した時‥原初における自然現象を表記した起源神話には現代の私たちにはない感覚、不思議な表現がたくさんあります。
世界的危機、かつてない状況下で、私たち一人一人の中の意識や価値観にも大きな変化が起きつつある今、新しく出会う未知の現象を、全感覚を開いて捉えようとした古代人のスピリットの中にあたらしい生き方、あたらしい感覚を一緒に探ってみませんか?
目の前の自然現象を記述しようとする、未知の世界を創造するという意味では神話も科学も根は一緒、、、打ち合わせるうちにそんな興味深いお話も。
ますます神話の真髄、未来の科学にも興味が湧いてきます。講師の竹倉先生は、何にもとらわれずに、直感に従って、‥縄文土偶を抱いて一緒に寝る、また縄文人になりきって海山を歩く‥誰も思いつかない斬新な発想で、土偶のモチーフの新解釈を発表し、歴史を覆した、まさに天然記念物級の探究者。
そのスピリットに通じると先生がおっしゃる起源神話のお話にはきっとあたらしい時代を切り開くヒントがたくさんあふれているはずです。
オンラインにつき客席はいくらでもあるので、ぜひご興味のある方、お待ちしています。講座の後半には質疑応答の時間を設けます。質問やシェアしたいことetc….、ぜひご遠慮なくチャットでご参加下さい。
(ただ聞いていたい、という方は映像を切ってのご参加ももちろんOKです。)p.s. 講座の終わりに、先生のお話で目覚めた感覚を身体でしっかり体験していただくために、短い瞑想の時間を設けます。
名付けて〝リンゴの瞑想〝リンゴの瞑想って???当日まで楽しみにお待ち下さい。日時:5月31日(日)14時〜16時半ぐらいまで
料金:2000円
申し込み・問い合わせ: 山中暁子 pulsegate90@ezweb.ne.jp詳細↓
http://dee131.jugem.jp/?eid=116竹倉史人さんについて
https://www.mal.tokyo/about-me