2021/7/3追記:昨日公開された英語版”Into The Night”がこれまた凄い!
空耳アワー的に日本語に聴こえる英語歌詞、しかも元の歌詞の意味を変えずに日本語の響きに似た英語の歌詞を充てるというレベルの高いYOASOBIならではのお遊び。1日で既に187万回の再生数です。
そして、シカゴ出身のikuraの英語での歌唱力も半端ない!
- seize a move, you’re on me(沈むように)
- it’s stuck in “tick-and-tocking” mode(いつだってチックタックと)
- saw what got seen hid beneath(騒がしい日々に)
- give me what I saw in you(君は優しく)
- see me to it, fog is leaving, bright air move(染みついた霧が晴れる)
- so loud and blows you afloat in the sky(空を泳ぐように今)
- tonight, don’t ever lose sight of me and let go(繋いだ手を離さないでよ)
夜に駆ける
娘がリビングで口ずさんでいたメロディーが気になって曲名を教えてもらってMVをチェックしたら、脳内リフレインが止まらなくなりました。
ちなみに、娘はお兄ちゃんが歌っているのを聴いて歌詞を検索し、YOASOBIの「夜に駆ける」MVに辿り着いたとのこと。
口伝か!
なんと直近の主要3大サブスクリプションサービスで首位、2020年6月1日付のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”でも総合首位を獲得したそうです。
YOASOBI
ボーカルはikura(19)、顔を明かさない男性プロデューサーのAyase(年齢非公表)の2人組って、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」のリコとアキかよ、という世界観ですね。(途中からAyaseも顔出し)
YOASOBIは小説をもとにして曲を作っているユニット。曲から入って、ベースとなっている小説を読んで、また聴き直すと歌詞の意味がより深く理解できる、という楽しみ方が新しくて楽しいです。
「夜に駆ける」は、星野舞夜の小説『タナトスの誘惑』を原作としています。ネットで3分もあれば読める超短編なので、曲が気に入った人はぜひ読んでみましょう。オフィシャルMVの映像に秘められた衝撃的なストーリーがわかります。
そして、更に印象的なのが、ボーカルの幾田りらさんによる一発撮り。少しテンポを落としたアレンジがまたいいです。
1st singleの「夜に駆ける」のほか、2nd single「あの夢をなぞって」、3rd single「ハルジオン」がリリースされています。
追記:Ayaseがテレビ番組で語ったところによると、夜に駆けるは9年落ちのノートパソコンで打ち込みした楽曲と知り、そのクオリティに驚きました。
追記:2021/2/26の22時に公開された、First Takeバージョンの群青。バンド構成とぷらそにかのバックコーラスのハイクオリティなパフォーマンスが素晴らしいです。
公開からまだ13時間ほどですが、既に210万回再生されています。
そして、優しい彗星のFirst Takeバージョンも。公開23時間で177万回再生。英語字幕を表示しながら、同じ歌詞をまた違った感覚で味わいつつ、世界観に浸る幸せな時間。何という完成度でしょう。
幾田りら
YOASOBIのikuraとは別に幾田りらさん本人もソロのシンガーソングライターとして活動中。
他の作品を探していたら、東京海上日動あんしん生命のCMで流れていた「全力少年」を歌っていたのが彼女だったと知りました。
そして辿り着いたインスタライブ。
ほんわかしたキャラとギターの弾き語りがikuraのイメージとは全く違っていて親近感アップ。
そして、驚いたのが14歳の時の路上ライブ。こんな映像が残っていることも凄いけれど、既にikuraの原型がこの頃から感じられます。
ぷらそにか
彼女はYOASOBI前から参加しているぷらそにかというグループでも活動していて、こちらもなかなかいいです。大学の音楽サークル的なノリで色々な楽器を演奏しながら、みな個性的なボーカルでもあり、楽しそう。
幾田りらさん含めて他のメンバーもセミプロか?というクオリティの高さに驚きましたが、実はぷらそにかはSony Musicのセミナー型オーディション「the LESSON」の受講生が中心で結成されています。どうりでレベルが高い訳ですね。
ソニーミュージックグループの新人アーティスト発掘セクションとして、30年以上の歴史と、300組以上のアーティストをメジャーシーンに橋渡ししてきた実績を持つSDグループが開催する、アーティストになるためのスクール「the LESSON」。2014年の開講以来、多くのアーティストの卵たちから支持を得てきている「the LESSON」が、第九期生の募集をスタートします。
一般の音楽スクールやプロダクション系列とは違い、総合エンタテインメント会社の目線で作り上げたレッスン内容。実際にアーティストを世に送り出して来たからこそできるカリキュラムで、個々の可能性を引き出し、アーティストになるための基盤を徹底的にレッスンします。
受講料はすべて無料。ただし、少人数のグループ、または個別のレッスンになるため、応募はオーディション制とさせていただきます。応募資料による一次選考、その後の実技審査に合格された方は、2020年8月~10月に行われる「the LESSON」にご参加いただけます。
the LESSONウェブサイト
yoasobiからぷらそにかを知り、ぷらそにかがカバーしている数々の名曲や歌手を知り(藤井風もこちらのカバーで知った)、改めて髭男の楽曲の奥深さを知りました。
ぷらそにかの中でも僕が一番好きな作品は髭男の「パラボラ」カバー。ぷらそにかの個人的なベストメンバー4人、西山晃世さんのカッコいいギター&ボーカル、早希さん、てつとさん、幾田りらさんのハモリが心地よいです。
その他のカバーの数々にもすっかりハマってしまい、2020/8/24に赤坂BLITZで開催されたぷらそにカーニバル2020「4th Anniversary Online Fes.」にも参加しちゃいました。手作り感満載で楽しかった!
シンガーソングライターによるアコースティック・セッションユニット「ぷらそにか」
Youtube上にカバー動画を定期的にアップし続けてもうすぐ4年…。
今やチャンネル登録者も12万人を突破した「ぷらそにか」が、4周年を記念した公演を生配信します。1周年、2周年、3周年と会場の規模を上げながらも毎回SOLD OUTさせてきた「ぷらそにか」の周年記念ライブですが、本来、今回の会場は赤坂BLITZでした。 ぷらそにか史上最大規模のライブは、新型コロナ拡散防止対策で無観客にはなったものの、その分キャパシティの制限のない生配信で全国の皆さんの観覧をお待ちしています。
今回もスペシャルなセッションはもちろん「ぷらそにか」ならではの様々な企画を用意して皆様のアクセスをお待ちしています!!
サブスクやビルボードで総合1位
僕が知らなかっただけで、世の中では既に話題になっていたんですね。
子どもたちのおかげで新しいカルチャーを教えてもらうようになったんだなぁと妙に感心。
2020年6月1日付(集計期間:2020年5月18日~5月24日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で、YOASOBIの「夜に駆ける」が総合首位を獲得した。(中略)
動画再生回数は前週7,133,036再生から当週13,890,300再生と倍増している。これは、2015年6月からの週間動画国内再生数の集計開始以来、ピコ太郎の「PPAP」の国内週間再生最高記録26,777,714再生や星野源の「恋」の同記録17,018,090再生に次ぐアーティスト最高記録となる。
2020/5/27 ビルボード・ジャパン
外出自粛期間中に人気が急上昇している音楽ユニットがいる。昨年12月にインディーズデビューした男女2人組「YOASOBI」。デビュー曲「夜に駆ける」が19日、サブスクリプション(定額聴き放題)の主要3サービスのランキングで初めて1位を独占した。デビュー半年の新人が一気に今年の音楽界の主役に躍り出た。
女性ボーカルのikura(19)と、顔を明かさない男性プロデューサーのAyase(年齢非公表)の2人組。デビュー後はメディアに一切登場せず謎めいた存在だったが、ikuraが15日午後10時に人気YouTubeチャンネル「THE HOME TAKE」に出演。「夜のみんなの1人の時間に少しでも寄り添えたら」と初々しく意気込み、一発撮りでデビュー曲「夜に駆ける」を熱唱した。
2020/5/20 Yahooニュース
2020/6/5にはNHK「あさイチ」に出演するそう。いつもなら観られない時間だけど、在宅勤務なのでリアルタイムでチェックします。