中学受験はほとんどの学校が2/1から4日間ほどの日程で試験日程が組まれていますが、地方の進学校等は1月に東京で試験を実施するケースが散見されます。
今春、大学入試を控えている息子が中学受験した時は受験本番の緊張感を体験するために埼玉県の栄東中学校を1月に受験して波に乗れました。
6歳年上の兄を観てきた娘も同様な理由で1月受験をやってみたいと言うので、予定していなかった佐久長聖中学の東京入試を急遽受験することに。
受験当日
会場の慶應義塾大学三田キャンパスは青春時代を過ごした想い出の詰まった場所。駅からは勝手知ったる道のりですが、8時開場、8:45着席とのことだったので、余裕をもって8時ちょっと過ぎに到着しました。
昨年は慶應会場は1,400人も受験したとのことでビックリしていましたが、学校からのメールによると2019年は何と2,300人を超える受験生がエントリーしているとのこと。
田町駅、三田駅は祝日の朝にも関わらず小学生とその保護者でごった返しており、三田キャンパスまで長い列が続きました。
正門前には色々な塾の先生達が旗を持って受験生を激励していました。会場の西校舎は僕が学生の頃と全く変わらない様子で懐かしい!掲示されている教室番号を改めて確認のうえ、娘を送り出してきました。
学校からのメールには子供との集合場所として三田キャンパスのシンボルである大銀杏が指定されていましたが、あの場所に2,300人の小学生とその保護者が集まるとカオスになる予感がしたので、娘とは少し離れた場所を確認して待ち合わせ場所にしておきました。
保護者用に待機の教室が2部屋確保されていましたが混雑していたので、キャンパスを出てカフェで一休み。
僕は早々に移動しましたが、近所のカフェも軒並み混雑してすぐに保護者で満席になったので早めに移動するのが吉です。
なお、朝は東門は閉鎖されていましたが、試験が終了する12:40頃には開いていました。
試験の特徴
国語と算数が50分というのは一般的ですが、ユニークなのは理科と社会がセットで60分という構成。時間内に理科と社会の両方を解くスタイルです。
娘と相談し、とりあえず25分を目安に理科をまず一通りやってみて、いったん社会に移ってさらに25分ほど解き、残りの10分ほどで理科と社会の残りの問題で解けそうなものから再挑戦する、という戦略を取ることに。
模試とは違った本番の緊張感の中で前夜の持ち物チェック等も含めて一通りの手順を1月中に体感できるメリットは大きいと思います。
偏差値や倍率等はあまり気にしないでチャレンジしてみる価値はあると感じました。
試験後のフィードバック
【追記】指定日時にWebで合否確認でき、後日、科目ごとの点数内訳や受験者の合計点数分布グラフと本人のプロット等の情報が郵送で送られてきます。
他校では合否の発表のみで点数開示もないのが一般的なので、こうした情報はありがたかったです。
2019年度の合格最低点は209/350点でした。娘は無事合格、その後の受験プロセスに向けて自信をつける良い契機になりました。