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チームラボ ボーダーレス 麻布台ヒルズ

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麻布台ヒルズに新オープンしたチームラボのボーダレスに行ってきました。今までお台場のボーダレスと豊洲のプラネッツに2回、2015年に日本未来科学館で開催された企画展「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」も入れると合計で4回チームラボを訪れています。

それらと比較しても、今回のボーダレスは史上最高の仕上がりでした。今まで積み上げてきた芸術性と技術の両面で更に高い次元を目指したのがうかがえます。ディズニーランドよりもチームラボが好きという娘も楽しんでいました。

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開場前に入場できる裏技

当日券は売り切れでしたので、予めウェブサイトからチケットを購入するのがお勧めです。3回までは日時を変更できるそう。

僕らは一番早い10:00-10:30に入場できる初回の枠を予約しておきました。10時に開場・入場開始だと思い、余裕を持って9:40頃に到着したところ、実は既に入場可能でした。中にはまだほとんど客はおらず、ほぼスタッフのみ。はじめの30分ほどは思いがけず貸し切りのチームラボというレアな体験ができました。

チームラボは再入場不可で何時間でも滞在できる仕組みのため、後になるほど混雑します。という訳で、せっかく行くなら初回の10時からの枠で予約して、早めに到着・入場するのがベストですね。

麻布台ヒルズのチームラボはB1Fにあります。地下鉄の神谷町駅から直結でそのまま地上に出ることなくアクセスできるので非常に便利です。エントランスは、いきなり目の錯覚を利用したトリックアートでした。

足元に★印がある地点から見ると浮かび上がるようにロゴがバッチリ見えますが、少しずれると大きく歪んで見えるのが面白い!

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花と人、コントロールできないけれども共に生きる – A Whole Year per Hour / Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together – A Whole Year per Hour

入場して最初の空間で展開される作品。チームラボの作品は静的なものはなく、すべての作品が時間とともに変化していくので、歩く度に違った景色が観られるのが面白い。

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人々のための岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Rock where People Gather

ボーダレスのトレードマークになっている作品。開場前に入場したときは広い空間に誰もいない貴重な時間が過ごせました。

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Infinite Crystal World

点描は、点の集合で絵画表現を行ったものだが、これは、光の点の集合で立体物を創っている。光の彫刻群が、無限に広がる。
人々がスマートフォンから自ら選んだ世界の構成要素を投げ込むことで立体物が生まれ、それらの群によってこの作品空間は創られていく。空間に出現した世界の構成要素は互いに影響を受け、また、投げ込んだ場所や人々の存在にも影響を受ける。
この作品は人々によって刻々と創られていきながら、永遠に変化していく。

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Light Sculpture

麻布台ヒルズのチームラボで初めて披露された新作の1つ。僕が今回のボーダレスの中で一番惹き込まれた作品です。上下左右に無数に設置されたスポットライトから放たれる光と水蒸気の揺らぎが織りなすスーパーカミオカンデのような不思議な空間。

これらの1つ1つのライトが緻密に制御されて動きながら、SFに登場する未知の知的生命体とコンタクトしているような感覚やあたかも空間に物体が浮遊しているかのような錯覚を覚えます。

数分の作品が次々と展開されていき、気がついたら30分近く眺めていました。音と光に包まれる圧倒的な没入感です。

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Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境が生む光 – ワンストローク / Bubble Universe: Physical Light, Bubbles of Light, Wobbling Light, and Environmental Light – One Stroke

球体の中には、物質的な実体のある光、シャボン玉のような大きくて強い光、ゼリーの塊のような巨大で弱いぷるんぷるんの光、そして周辺の環境によって生み出される光が無数に入り混じる。球体の中には動き続ける光もあれば、全く動かない光もある。

各球体の光は、自分自身だけでは全てを生み出せず、他の球体群が環境となって、環境が各球体内の無数の光を生み出す。それぞれの球体は、互いに他の球体の光を生み出す環境の一部になり、環境がつくり出す現象が、作品の存在である。

また、シャボン玉のような光や、高い位置にある球体内に強く現れるゼリーの塊のような光など、実体の光以外は、球体内に物質的に存在せず、認知上の存在である。そして、認知上存在する時、それは存在である。

人が球体の近くで立ち止まり、じっとしていると、最も近い球体が強く輝き音色を響かせ、光はその球体から最も近い球体に伝播する。伝播した光は最も近い球体に伝播し連続していく。光は、常に最も近い球体に連続するだけで、それぞれの球体を1度だけ通り、全ての球体を通る1本の光の軌跡になる。そして、自分から生まれた光と、他者から生まれた光は、交差していく。

ランダムに見える球体の配置は、人々の存在によって生まれる光が連続していく配置であり、連続していることそのものの美しさのための配置である。
具体的には、それぞれの球体から3次元上で最も距離が近い球体に線を引いたときに、始点と終点が同じの一筆書きできる1本のつながった線(unicursal)になるように、そして、光の軌跡となるその線が美しくなるように空間上の球体の配置を数学的に求めている。
その結果、人に呼応した球体の光は、最も近い球体に伝播しているだけにも関わらず、一筆書きのように、必ず1度だけしか通らず、全ての球体を通る。そして同時期に他者が生んだ光と交わる。人々が自由な場所で球体と関係して生まれる光の、連続性の美の作品である。

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マイクロコスモス – ぷるんぷるんの光 / Microcosmoses – Wobbling Light

奥行きすらわからない無限に広がる空間の中を、無数のぷるんぷるんの光が走り続ける。「構成要素が空間的時間的に離れていたとしても、全体に異なった秩序が形成され、重なり合う時、それは、宇宙か?」を模索する作品。
ぷるんぷるんの光は、チームラボのアートプロジェクト「認識上の彫刻」で、物理世界には存在せず、認識世界に存在する彫刻。

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