2018/1に彼女に誘われて、近所のスタジオ(zen place pilates)で初めて体験したらハマってしまったピラティス。月に何回でも受講できるフリー会員に登録して通算で298回も通いました。
しかし、コロナ禍でやむなく退会。その後、自宅でオンラインピラティスを続けましたが、次第に億劫になっていつの間にかストレッチポールでストレッチするくらいになってしまいました。
しばらくピラティスから遠ざかる日々でしたが、テニス肘を発症したのを契機に始めたのがちょこザップ。こちらは週に数回通うルーティンを確立し、1年以上継続できています。
WECLEとの出会い
そんなある日、商店街を歩いていたら新しいピラティスのスタジオ(WECLE)がオープンすることを知りました。しかも、マシンピラティス専門店。以前に通っていたスタジオはマシンピラティスもありましたが、1回あたり1万円近くするプライベートレッスンを追加で受講する必要があったためグループでのマットピラティスがメインでした。
何度かリフォーマーを使ったマシンピラティスを体験していて、その効果の高さを感じていたので、WECLEの「マシンピラティス専門店」という響きに強く惹かれて彼女と一緒に体験を申し込むことに。マシンを使うことで体を効率的にストレッチする感覚を久しぶりに体感して、再び彼女とともにピラティスを再開することに決めました。
なお、以下の紹介カード(割引クーポン)を表示して入会時に見せると翌月会費が980円!になるそうですので、ぜひどうぞ。通常のコース(ベーシック+)なら12,000円の割引です。
2024/4時点で、東京都(三軒茶屋、阿佐ヶ谷、武蔵小山、大山+オープン予定:木場)、神奈川県(溝の口、元住吉、相模大野+オープン予定:鷺沼、本厚木)、埼玉県(浦和)、大阪(千里中央)、神戸(神戸元町)ほかに店舗があります。
WECLE(ウィークル)とは?
「着替え不要」「手ぶらで」30分でマシンピラティス
公式ウェブサイト
WECLE(ウィークル)では、ピラティスマシンとストレッチ専門店Dr.stretch(ドクターストレッチ)監修のオリジナルストレッチマシンを完備。 筋肉を「伸ばす」 と「使う」 を同時に行うことで、若々しく美しい姿勢、引き締まった理想的なボディ、そして健康的な運動習慣の実現をサポートします。
1回たった30分間でマシンを順番に使うだけの “サーキット型ピラティス” を導入。「予約不要」「着替え不要」「通い放題」で、ご自身のライフスタイルに合わせられるので、”続けやすく”” だから”効果も得られやすい”。セミパーソナル形式でいつでも気軽にトレーナーのサポートを受けられ、エクササイズのレベルも個人別に合わせることができるので、初めてマシンピラティスをやってみたい方や運動が苦手な方でもご人身のペースでマシンピラティスを安心して始めていただけます。
WECLEのUnique value proposition
実際に1週間通ってみて感じたWECLEならではの差別化ポイント、他のピラティススタジオにはない強みについてメモしておきます。
サーキット形式(圧倒的なタイパ)
はじめサーキット形式と聞いて、「?」でしたが、要はこういうことでした。
- 予め用意されたマシンを順番に回っていく。
- 1マシンあたり4分。そのあと1分でクリーニング(スプレーで消毒&拭き取り)で1セット。
- 1セットが終わったら隣のマシンに移動。これを合計6セットこなすことで30分。
スタジオには大画面モニターで4分と1分のカウントダウンが表示されており、10秒前になるとアラームで知らせてくれます。この形式が優れているのは、いつ来ても5分刻みで次々と開始できること。これにより、予約しなくてもふらっと立ち寄ってすぐに始められます。
また、グループレッスンだとインストラクターの指導に従って皆が同じ動作をしますが、サーキット形式では一人ひとりの習熟度やニーズに合わせて同じマシンでも個別のメニューが組めます。
更に無駄なくマシンの稼働率を上げることができるため、スタジオ側のオペレーションも効率化できます。ビジネススクールのケーススタディにしたいくらい洗練されたシステマティックな仕組みだと思います。
しっかり練られたメニューをきっちり30分でやり切るサーキット形式は合理的。無駄なく体をストレッチできて、またインナーマッスル・体幹をしっかり鍛えることができます。一度サーキットに入ると目の前のタスクと自分の体に集中するため、30分は本当にあっという間。トレーニング後は心身ともにスッキリしてリラックスモードに入ることができます。特に仕事帰りに立ち寄るとオン・オフの切り替えスイッチになって効果的です。
独自マシン
WECLEはストレッチ専門店のDr. Stretchと同じ企業(nobitel)が経営しており、リフォーマーやチェアといった標準的なピラティスマシンに加えて、同社が監修したオリジナルストレッチマシン(白色)を導入しているのがユニークなところ。
ビューティフルバック(広背筋を伸ばすマシン)とスムースショルダーブレイズ(肩甲骨を柔軟にするマシン)は、どちらも狙いが明確で狙った部位をしっかりストレッチできて気持ち良いです。
Aレーンを10回終えると、Bレーンを選択できるようになります。Bレーンでは、独自マシンとして新たにチェア(体幹の安定を基盤として様々な上肢・下肢の運動ができるマシン)とスムースヒップジョイント(股関節を柔軟にする開脚マシン)が加わります。
独自マシンの中でも僕が一番好きなのがスムースヒップジョイント。体が固いので初めは乗るだけでも難儀しましたが、10回以上やっていると徐々に体が柔らかくなっていくのが実感できます。また、股関節をスムースに動かす訓練が効果的にできるため、テニスのパフォーマンス向上にも寄与しています。
着替えなし
ちょこザップでお馴染みの着替え不要というのもポイント高し。普段着姿で通っている人が多いです。在宅勤務の合間にふらっと行ける気軽さ、そしてまだ未経験ですが、会社帰りにスーツでもやれちゃうのは助かりますね。
24時間オープン
朝10時から夜8時以外の時間帯は無人ですが24時間オープンしています。日中忙しかった日でもふらっと訪問してリフレッシュできる場所。23時過ぎに行ってみましたが、1時間弱滞在している間、ずっと貸し切りでした。
優しくて頼りになるトレーナー
体験の時は神戸からヘルプで来ていたS君が対応してくれましたが、実際に入会してからは息子と同じくらいの年頃の優しくて美しいお姉様方が手取り足取りでサポートしてくれています。
30分間つきっきりでパーソナルレッスンをしてもらえるのは初回のみですが、2回目以降でも常に2~3人のトレーナーが常駐しているため、こちらから声をかけなくても目配りしながら近寄ってきてくれて姿勢を正したり気をつけるポイントを教えてくれたり。
まだ20代の若いトレーナーが中心ですが、皆さんしっかりトレーニングを受けて配属されているので、的確にアドバイスしてくれて頼りになります。
圧倒的なコスパ
10時から20時まではトレーナーが常駐してサポートしてくれる上(土日祝は18時まで)、それ以外の時間はトレーナーはいませんが24時間いつでも使い放題というのが魅力的です。
自宅から歩いてすぐなので、入会以来、今のところ毎日通うことができています。スマホから2枠まで予約もできますので、確実に決まった日時で訪問したい場合に便利です。
【12/31追記】12/2に入会して以降、12月は27回通うことができました。ストレッチとインナーマッスルのトレーニングが中心なので、心地よい疲労感と爽快感が気持ちいいです。少々疲れている時でも家でダラダラしているよりWECLEで体を動かしたほうがリラックスできるというのが実感。
また、スタジオ内のサーバーでSUISO599の水素水が飲み放題というのも地味に嬉しい特典です。30分の運動後は少し汗ばむほどなので、冷たい水素水を飲んでリフレッシュできます。
水素ごっくっくサイト
- 水素ごっくっくは4つの水浄化フィルターを内蔵。定番の活性炭フィルターに加え、汚れた水の浄化、医療用にも使われるRO(逆浸透膜)フィルターを搭載。 カルキや赤錆、菌やウイルス、花粉はもちろん、ヨウ素やセシウムといった放射性物質や発がん性が指摘されているトリハロメタンも除去します。 また、水の味を調えるフィルターも標準装備。
- 独自に水循環システム(サーキュレーションシステム)を開発。 1時間ごとに15分間、自動で水を循環させることで、常にお水の「鮮度」をキープ。
これだけの充実した内容で、12,980円/月で24時間通い放題というのは業界でも最低水準だと思います。例えば、以前に通っていたzen place pilatesでは、マシンピラティスのグループレッスン(3~8人)は月4回で15,400円です。WECLEではマシンピラティスのセミプライベートレッスンが受けられて通い放題なので、圧倒的なコスパといえます。
まとめ
実際に入会して8回通った感想としては、体験した時にイメージした通りでとても満足しています。今後、習熟度に応じて新たなマシーンやトレーニング内容に挑戦できるのが楽しみです。
唯一の心配は、人気が出て会員数が増えた結果、予約だけで枠が埋まってしまうような状況になるリスクです。今はまだオープン直後で会員数も限られているため、予約なしでふらっと訪問しても待つことなくすぐにサーキットに入れていますが、今後は少し不安です。
実際にネットで口コミや評判を調べてみると、1号店の三軒茶屋店で予約が取れないという口コミがありました。ただ、同店で勤務していたトレーナーの方に聞いたところ、コロナ禍で大幅に店内の人数制限をしていた時期の話で現在は問題ないそう。
また、1時間で5分のコマが12コマあり、またAとBの2レーンがあるため、1時間あたり最大で24人がトレーニングできる計算です。平日は10時間オープンしているので、1日あたり最大で24人✕10時間=240人が入れると考えると、これだけの枠が連日埋まるような状況はまず想定されないでしょう。ここは今後の推移を見守りたいと思います。