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モンテネグロ日帰り観光のまとめ

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たび
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ドゥブロヴニクからは南側で国境に面するモンテネグロへ日帰りで観光できます。様々なツアーがありますが、今回はGet Your Guideで見つけたバスツアーに参加しました。

朝6:30に宿泊先近くのホテル前でピックアップ、バスでモンテネグロに入り、ペラスト、コトル(世界遺産)、ブドヴァという中世の面影が残る古い街並みを訪ねるツアーです。ホテル近くで解散したのが19時頃、ほぼ終日のエクスカージョンでした。

ひとり60ユーロ(9,300円)のツアーでしたが、十分にその価値を感じられる素晴らしい体験でした。

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ツアーのポイントと注意点

  • ドゥブロヴニク発のツアーでモンテネグロを探訪しましょう。絵のように美しいコトル、ペラスト、ブドヴァの街で自由時間を過ごした後、コトル湾を渡る観光フェリーに乗船します。
  • ドゥブロヴニクを朝に出発。旧市街や周辺地域の景色を眺めながら、美しいジュパ ドゥブロヴァチュカやコナヴレ地方をドライブします。そのままモンテネグロの国境線を超えて、風光明媚なモンテネグロの海岸沿いを走ります。
  • コトル湾のドライブに途中で、おしゃれなペラストの町に立ち寄ります。岩礁の聖母島もオプションで観光できます。コトル湾をドライブしながら、モンテネグロの重要文化財、歴史、伝説について、スタッフが詳しくご説明します。
  • コトルの町に到着したら、各自で自由に散策をお楽しみください。昔から海の要衝として栄えてきたコトルでは、有名な商業船や、市街地を守るために築かれた見事な城壁をご覧いただけます。コトル観光の後は、ブドヴァの町へ向かいます。
  • ブドヴァでも、観光ツアーと自由時間をお楽しみください。旧市街の街並みと砂浜のある美しいビーチで有名なブドヴァの町は、モンテネグロ観光の中心地となっています。
  • ブドヴァ観光の後は、バンに乗り込み、コトル湾を渡るフェリーの短い旅を体験します。午後にはドゥブロヴニクへ戻ります。

地図の左上のオレンジがドゥブロヴニク。黒いスポットがツアーで立ち寄った場所です。左からペラスト近くの岩礁の聖母島、ペラスト、コトル、ブドヴァでこの順序で回りました。

このツアーでは、まずペラストに立ち寄り、1時間の自由時間がありました。街の散策もしくは岩礁の聖母島までのボートツアー(オプションでひとり10ユーロ)を選択できます。

続いてコトルへ。ここでは2時間、滞在しました。最後にブドヴァでさらに2時間の自由時間。僕らはブドヴァで遅めのランチにしました。

帰路はペラストの岩礁の聖母島すぐ南にあるコトル湾が細くなっているところまでバスで移動した後、バスごとフェリーに乗って対岸へ。陸路だとコトル湾をぐるっと回らないといけませんが、このフェリーでかなりショートカットできます。

あとは国境審査を経て、ひたすら北上してドゥブロヴニクまで。夏のハイシーズンは車で越境しようとする観光客で大混雑するそうで、週末だと国境審査を通過するだけで2時間かかるそうです。僕らは金曜日でしたが、夕方、帰路にクロアチア側からモンテネグロに入国する道路は延々と車両の列が連なっていました。

モンテネグロ日帰りツアーは平日がお勧めです。絶対に必要なものはパスポート。これがないと国境で降ろされます。また、夏は日差しが強いため、ドゥブロヴニク旧市街散策と同様に水筒、帽子は必携で、コトルの城壁を登るには運動靴がお勧めです。僕はクロックスで痛い目に遭いました。

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ペラスト

ペラストでは岩礁の聖母島ツアーを選択しました。コトル湾の岸辺からボートに乗って5分ほどで岩礁の聖母島に到着。

水上に浮かんでいるように2つの島が見えますが、右に見えるのが「岩礁の聖母」です。1452年に地元の漁師が聖母マリアのイコンが漂着しているのを見つけ、その場所に岩を積み上げて島を作ったのが始まりだそう。

左に見えるのは「聖ジョージ島」で、12世紀に作られた修道院や地域全体の墓地があります。

小型ボートに乗って岩礁の聖母島へ
ボートから見たペラストの街

小さな島なのですぐに1周できてしまいます。正直、わざわざボートで上陸するほどの見どころはなかったので、むしろペラストの街並みを散策したほうが良かったなぁと少し後悔。

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コトル

モンテネグロ観光のハイライトはコトルです。上の地図を見ると分かるように、二重に入り組んだコトル湾の最深部に位置し、背面には急峻な山がそびえています。

この海と山を最大限に活かして、三角形の城壁で囲われた旧市街が見どころです。

ビザンチン帝国、セルビア、ヴェネツィア共和国などに支配されながらも繁栄してきたコトル。中世の面影が残る町並みや石畳が美しい旧市街には、ヴェネツィアの影響を受けた城壁や建築物が残っています。また、ローマ・カトリックとギリシャ正教会の文化圏が重なっているコトルには両方の教会が建てられています。

そんなコトルは4つの教会、城壁、海洋博物館、1602年に建てられた中央広場の大時計など代表的な見どころと、歴史上重要な建築様式や建築物群、文化、伝統、美しい景観などが評価され、1979年に「コトルの自然と文化歴史地域」として世界文化遺産に登録されました。

skyticket

サイズはずっとコンパクトですが、ドゥブロヴニクの旧市街を彷彿とさせる高い城壁とオレンジ色の煉瓦屋根が目を引くコトルの旧市街。

まずは地図の左手に見える運河沿いの城壁に登りました。

運河沿いの城壁
城壁の上から眺めた運河
ドゥブロヴニクの城壁に比べるとずっと幅の広いコトルの城壁

続いて、体力が残っているうちに街の左上の方(逆三角形の底辺の左手)にある城壁の入り口へ(ひとり8ユーロ)。ここから急な階段を登って山の斜面に築かれた城壁を上へと進みます。

猫のしっぽ

路地裏が素敵な点もドゥブロヴニクに似ています。

トリプン大聖堂
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ブドヴァ

ブドヴァは一見すると高層のビルが多数建築中で大きなショッピングモールがある等、ペラストやコトルとは打って変わって近代的な都市の趣です。

アドリア海に面した砂浜の美しいビーチ沿いにはシーフード料理のレストランが立ち並んでいました。その中の1つ、Jadranに入って遅めのランチを頂きました。

4人でガッツリ食べて飲んで92ユーロ(約14,000円)でした。観光地価格ではありますが、どの料理もとても美味しかったです。

ビーチの先にあるマリーナを歩いていると、突如として周囲の近代的な街並みに似合わない城壁とオレンジ色の屋根瓦が見えてきます。これがブドヴァの旧市街。

突きあたりに見えるのがブドヴァ旧市街

ブドヴァの旧市街もドゥブロヴニクやコトルの街並みとよく似た雰囲気。狭い路地裏が迷路のように入り組んだ造りです。

帰路はコトル湾が一番狭くなっているところを渡るフェリーにバスごと乗り込み、10分ほどの船旅。

移動を含めて約12時間のツアーで疲れましたが、モンテネグロの旧市街も堪能できて大満足の日帰り旅行となりました。

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