１年前に排水管の高圧洗浄をしたばかりなのに風呂場の水の流れが悪くなってきました。シャワー程度の水量なら大丈夫ですが、最近では浴槽の水を一気に流すと途中で洗い場の排水口から水が溢れ出すように。
時間が経てばゆっくりと流れるものの、明らかに排水口が詰まってきているため、昨年お世話になった業者に改めて排水口の高圧洗浄をお願いしました。
来て頂いた専門家に排水管の詰まりの原因と予防策について教えて頂いた内容が有用だったのでメモ。
詰まりの原因
特に風呂場の排水管の詰まりの原因は圧倒的に毛髪とのこと。排水管がL字に曲がっている箇所に少しずつ堆積していき、流れを悪くするケースが一般的だそうで、我が家もまさにそのパターンでした。
洗い場の排水口から高圧洗浄の細い管を入れてL字の箇所まで伸ばしていき、洗浄することで今までの不調が嘘のように解消して一件落着。
詰まりの予防策
まずは髪の毛を排水管へ流さないことが基本。そして、定期的に排水管をクリーニングすること。
ちょっとした手間で詰まりを予防できます。
毛髪キャッチャーの交換
浴槽内の髪の毛はそのまま流すと排水管へ流れてしまうため、桶ですくって洗い場へ流すこと。
洗い場の髪の毛は排水口のキャッチャーに溜まるのでこまめに捨てることが肝心です。ただ、我が家のパナソニックのユニットバス付属のキャッチャーは大きな穴が空いているため、ここから毛髪が排水管へ流れてしまうことが結構ありました。
そこで我が家では、排水口のフタを常時外すこととし、毛髪をもれなく簡単に集めて捨てられるキャッチャーに変更しました。
これがシンプルですが良くできていて、確実に髪の毛を集めてくれて捨てるのも簡単になりました。
- 排水口の目皿を本品に替えるだけで、排水が渦の力でくるくる回って髪の毛が取れます
- 対応ユニットバスメーカー：パナソニック、INAX、サンウェーブ、タカラスタンダード、TOTO、積水ホームテクノ、ハウステック、クリナップ、トステム、ヤマハ、ノーリツ等
これにより、毛髪が目につくようになったので各自が風呂場を出る際に都度、捨ててもらうのが習慣化できたのが大きな効果です。また、フタを取ったことで湿気がちだった排水口周りの掃除が楽になりました。
パイプユニッシュで予防洗浄
もう１つ、大切なのが定期的な排水管の予防洗浄。業者に依頼すると万単位で高額ですが、市販の洗浄液で十分予防できるとのことでした。
おすすめされたのは、パイプユニッシュ。実は我が家にもありましたが、ずっとパイプフィッシュだと思い込んでいました。
- ３ヶ月に一度、２目盛り程度を使用
- 使用後は30分ほど放置
- その後、45−50℃ほどのお湯を大量に一気に流す
- 長時間放置すると取れた汚れが再度詰まる原因になるので忘れずに流すこと
水よりもお湯を一気に流したほうが効果が高いとのことでしたので、浴槽にお湯を貯めておいて流すのが良いですね。
マンションでは定期的に業者が排水管の高圧洗浄を実施してくれていたのであまり気にしていませんでしたが、一戸建てだとこうしたTipsが大切になります。
10年前に知っていたら！と思いつつ、今後はしっかり予防洗浄するようにしよう。
【参考】食洗機が故障しにくい洗剤はこちら。
画像の補足
バスタブとお姉さんの写真は、Stable Diffusionを使ってAIが生成しました。ベースモデルは、最初の２枚は、こたじろうさんのyayoi_mix(v1.1)、続く２枚はPleaseBanKaiさんのBraV5です。
