いま思うことテクノロジー

スペースXのロケット、宇宙から地球上まで自動制御で帰還する映像が衝撃的!

スポンサーリンク
いま思うこと
スポンサーリンク

今朝、日本時間の早朝4:22にスペースXのクルードラゴンが打ち上げられた様子はNASAからYoutubeで生中継されていました。

全世界で1000万人がこのライブ中継を見守ったそうです。

眠い目をこすりながら起き上がり、自宅TVの大画面でリアルタイムで一部始終を共有できたのは貴重な経験でした。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

再利用を可能にしたロケット、ファルコン9

民間企業に競争させることでコストを削減しながらイノベーションを引き出すアプローチに舵を切ったNASAと、そこに挑戦したイーロン・マスクのスペースX、その工夫の1つが再利用を可能にしたロケットでした。

従来の使い捨て型のロケットが打ち上げに100億円以上かかるのに対して、ファルコン9は50億円程度と半額以下にコストを削減できるそう。それでもまだまだ非常に高額ですが。

上のビデオは打ち上げから1分後の様子。時速1,300kmほどから一気に時速6,000km超まで加速していき、ロケットを切り離すまで。

下のビデオは、切り離されたロケットが洋上に浮かぶドローン船「ASDS」(Autonomous spaceport drone ship)の着陸点まで自動制御で帰ってきて着陸した時の映像です。

ただ、生中継を見ていた時は一瞬の出来事だったのでよく分からなかったのですが、着陸の直前にたまたま通信障害があったようで、画面が切り替わった時には既にファルコン9は着地していました。

スポンサーリンク

ファルコン9が自動制御で地球に帰還するまで

そこで、過去の実験飛行の映像を探して見つけたのが4年前のこちらのビデオ。

早送り映像

宇宙空間で切り離されたロケットが自動制御で地球に戻り、洋上の着地点まで帰還するまでを早送りで編集した映像です。

ドローン船上の円形の着陸マークに何やら英文が書いてあるのが見えますが、これは”Of Course I Still Love You(OCISLY)”という船名で、イーロン・マスクが好きなSF小説The Player of Gamesに登場する宇宙船から名付けたとか。

夢を感じます。

洋上のドローン船に着陸する瞬間の映像。

また、2基のロケットがほぼ同時に帰還して着陸するビデオも。

以前にSNSで初めて観た時は逆再生かと思ったほど。

つい最近まで車の自動運転ですら遠い将来の話と思っていましたが、ロケットは重力と戦いながらの3次元の制御であり、難易度は桁違い。

これを構想してテスラとスペースXで実現してしまったイーロン・マスクのような強烈な個性と才能、熱量が世の中のテクノロジーを別次元へ突き進めていくのでしょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
takekuraをフォローする
ロサンゼルスMBA生活とその後