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小中学生の初めてのスマホ選びと利用ルール

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娘の中学受験が無事に終わり、中学の入学祝いにスマホをプレゼントしました。

最近では小学生でもスマホを持っている子が増えてきて、娘から「友達がみな持っているから私も欲しい」とリクエストが来ていましたが、スマホになると一気に色々なことができるようになるためリスクも多く、小学生にはまだ早いと思っていました。

たまたま中学受験に向けて勉強中心の日々だったため、娘のスマホ熱も加熱しないまま、「受験が終わって進学先が決まったら入学祝いに買ってあげる」という約束をして先延ばししていました。

このたび、進学先が決まったと同時にさっそく娘からリマインドあり。とても楽しみに待っていたのを知っていたので、約束通り持たせてあげることに。

ただし、小学生に初めてのスマホを持たせようとすると、スマホもピンキリな中でどんな機種が妥当なのか、どんな契約が経済的か、そして最も重要なのがどんなルールで利用させるか、といった課題が山積です。

そこで、我が家が辿った経緯をメモに残しておきます。

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小中学生向けスマホの機種選択

今はドコモのキッズケータイを持たせています。指定した番号以外とは通話できない等、ガラケーよりも更に限定された機能しかなかったので、娘からすると何でもできるスマホは夢のような世界でしょう。

娘に聞いてみると、大きな画面、写真を撮りたい、音楽を聞きたい、LINEをやりたい、調べものをしたいといった一般的な要件さえ満たせれば良く、特にiPhoneじゃなきゃ駄目等といったこだわりはありませんでした。

そこでまず高価なiPhoneは選外とし、Android端末で手頃なエントリーモデルを探すことに。色々とネットで探してみたところ、幾つかの候補が出てきました。やはりコスパが高いのは HuaweiやASUS, HTC等の中国や台湾等のメーカー。

中でも一通り基本機能が充実していてお手頃な価格だったのがOPPOというブランドです。それまで知らなかったのですがちょっと調べてみると世界No.4のスマホメーカーであり、アジアでは何とNo.1とのこと。

特にコスパが高かった、R15 Neoのダイヤモンドピンクに決定。6.2インチの大画面、4230mAHの超大容量バッテリー、64GB大容量ストレージ、1300万画素のデュアルカメラ with AI補正といった高い基本性能を備えていて何と24,800円でした。

これから中学生の娘が持つには十分すぎる機能です。イマドキのスマホはここまで低価格で高性能なんですね。日本のメーカーが苦戦するのも頷けます。

多層コーティングで見る角度によって変化する光
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小中学生向けスマホのキャリア選択

我が家ではずっとドコモを永年使ってきましたが、息子にスマホを持たせる際にIIJのみおふぉんを新規契約し、妻と僕の2年縛りが切れるタイミングで順次、IIJのみおふぉんに移行していきました。

現在は、3人の3台のスマホで12GBを分け合うファミリーシェアプランに契約を取りまとめています。

その結果として、それまでは一人あたり月5,000円以上かかっていたスマホ代が3人分合計で4,660円/月までコストを下げることに成功。

今回、娘には新たにSIMカードを発行し、4台目としてファミリーシェアプランに追加しました。

結論としては、娘の分の音声通話SIMカード追加料として700円、また4枚目以降のSIMカード追加にかかる手数料400円が付加されるだけの5,760円/月で家族全員の4台のスマホを利用できることになりました。

現在、娘のキッズケータイだけで月に1,700円前後かかっていますので、今回の追加分の1,100円と通話料(無料のLINE通話等)を加味してもコストはむしろ安くなる計算です。

他にもドコモやソフトバンク、au等の学割プランと比較しても、このファミリーシェアプランのコスパは最強です。

自宅ではWIFIを使っており、外で動画を観ることもないため、家族4人でも12GBあれば十分。また、みおふぉんアプリを使うことでIP電話ではない通常品質の電話が家族間だと8円/30秒でかけられるのも魅力です。

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小中学生向けスマホの利用ルール

学校でのスマホ利用ルール

小学校はスマホ持ち込み禁止が一般的でしょう。

息子の中学・高校は学校の最寄り駅までは使用可で通学路から学校までは電源OFFというルール、娘の中学・高校は緊急連絡用にスマホの校内持ち込みはOK(電源はOFF)、ただし登下校中も含めて通常時は使用不可というルールです。

また、娘の学校では授業のツールとしてiPadを1人1台持たせて勉強でも活用させる方針ですが、このiPadは後述するような制限ツールを導入することでアプリのインストールを制限したり、ウェブサイトのフィルタリングを設定したりといった工夫がなされています。

家庭でのスマホ利用ルール

息子が中2の時に初めてスマホを持たせたときはかなり厳しいルールでスタートしました。この手のルールは徐々に緩和していく前提で、最初の条件設定が肝心です。

様子を見ながら条件を少しずつ緩めていき、高校生の途中からは原則として自由に使わせることに。

一方、娘は女の子ということで色々と心配なこともありつつ、お兄ちゃんの事例を間近に見てきたこともあり、一部緩和しながら一部は追加で厳しい条件を設定した以下のようなルールでスタートすることにしました。

中学生女の子向けスマホ利用ルール

・アプリを入れる時は都度、両親の承認を得ること
・LINEは家族と親しい友人以外とは絶対に繋がらないこと
・自宅で使う時はリビング・ダイニングで使うこと(部屋には持ち込まない)。
・スマホは朝7時から21時まで。夜は2Fの充電器にスマホを置いて就寝。
・スマホは1日3時間まで。ゲームは1日20分まで。

スマホルールの自動化:ファミリーリンクの活用

上記のような家庭ルールを作っても、実際に運用するのは大変です。そこで、頼りになるのがGoogleのファミリーリンクというツール。これだけの充実した機能が使えて無料なのはありがたいですね。

ファミリーリンクでできること例

・アプリをインストールする際に親のパスワード入力を必須化
・スマホの利用可能時間帯を曜日ごとに設定(時間外は自動ロック)
・1日のスマホ利用時間の上限を曜日ごとに設定 (上限を超えたら自動ロック)
・1日のアプリごとの利用時間の見える化
・現在地を地図表示
・スマホの遠隔ロック
・ブラウザのフィルタリング(成人向けサイトのブロック等)
・グーグル検索のセーフサーチ(露骨な性表現を含む検索結果や暴力的な検索結果の除外)

このツールを親のスマホと子どものスマホにインストールすることで、親のスマホから上記の設定や子どものスマホ利用状況のリアルタイム表示が可能になります。

最初はスマホの利用時間上限を設けようと思い、娘と話しましたが、彼女曰はく「自動ロックされた後に友達と連絡が取れなくなるから困る」と強く主張したので、ここは折れることに。

その代わりに、朝7時から夜22時までの間以外の時間はスマホが自動的にロックされる設定で合意しました。(追記:中学生になったタイミングで学校生活が忙しくなったので、夜は21時まで、また1日3時間までの制約を追加しました。)

また、実際にその日にどのアプリを何分使っているかをリアルタイムに見られるので、本人も気を付けて自制するきっかけになるほか、親が必要に応じてチェックして子どもに声がけできるのは有用です。

他にも、GPSでいま子供がいる場所をリアルタイムでグーグルマップ上に表示してくれる機能も安心です。グーグルマップを開くと常に子供のいる場所と最後にGPS信号を受信した時間(x分前)がアイコン表示されるので便利です。

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子どものスマホデビューのまとめ

Androidの最新端末とIIJみおふぉんの組み合わせでスマホの初期費用とランニングコストを抑えることが可能です。

また、家庭でのスマホ利用ルールは予め子どもとしっかり話し合った上で明文化し、見える化することが大切です。決めたルールをしっかり運用するためにはグーグルのファミリーリンクのようなツールを活用するのが効果的です。

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