情報は発信しているところに集まる、とよく言われますが、このブログを書いていることで色々な人との出会いがあります。
先日もまた1つ、嬉しい出会いがありました。
元スターバックスジャパンCEOの岩田さんとの出会い
- 元スターバックスジャパンCEOの岩田さんが書いた本「「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方」を読んだ感想を8月にこのブログに綴った。
- 岩田さんを講師に招いた研修を企画していた僕の知り合いの方がこのブログのエントリーを読んだ。
- 夏休みで九州を旅行していた時にその方からフェイスブックのメッセージが届き、その研修に声がけ頂いた。
- たまたま研修の日は年休予定だったが出張が入りそうで調整中だった。
- 出張が延期となり年休が確定し、その研修に飛び入り参加させてもらうことに。
最近は1か月先くらいまで予定が結構びっしりと入っていて終日の研修はまず入れられない状況でしたが、狙ったかのように年休が取れて参加できることになった次第です。何とも不思議なご縁を感じます。
ミッション、ビジョン、パッション
そんな訳で、8月にたまたま読んだ本の著者であり、UCLA経営大学院の先輩でもある岩田さんにひょんな経緯で9月にお会いすることができました。
研修では本に書いてない内容も含めてビジョン経営やリーダーシップについて直接お話を伺い、質問をして理解を深めることができ、気づきの多い貴重な時間となりました。
中でも心に響いたフレーズをメモ。
■ミッションとビジョン
- MissionとBrandは表裏一体であるべき。
- 社内に対してMissionを説いて浸透させるのが経営者の仕事。
- Brandはその結果として社外からどう見えているかの現れ。
- なぜ?(Mission)は教育する。
- 何を?(Vision)はMissionに照らして自分で考えさせる(empowerment)。
- 「由らしむべし、知らしむべからず」(論語)
- ビジョンを浸透させるためには、経営トップの本気度が大事
- 経営者は同じことを言い続ける必要がある。
- 人事と経営は表裏一体。
- ビジョンを体現している人が昇進しているか?を見れば、その会社のビジョンの本気度が分かる。
■経営
- 1000億円の事業を預かる事業部長よりも10億円規模の会社の社長の方が経営者としての経験値は上がる
- With great power comes great responsibility.(スパイダーマン)
- 地位が上がるということは偉くなるのではなく、相応に責任が増すということ
■英語
- 英語力≠グローバル人材
- 発信するコンテンツがなければ英語ができても意味なし。
- 例)職人は英語ができなくても技を見せれば人は話を聞きにやってくる。
研修の参加者に配られた岩田さんの著書「ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由」に研修後にメッセージを頂きました。
UCLAでMBAを取得してから早いもので10年が経ちました。節目の年に、UCLA先輩の岩田さんとの対話を通じて、当時、思い描いていたキャリアプランを改めて思い出しながら、自分の個人としてのミッションを考える良い契機になりました。