親バカ

アイスクリームデート

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4月から小学生になった娘、ひとりで登校するのは不安で最初はママと一緒に通っていました。

一度、僕が送っていったときは、ひとりでは寂しくて歩いて行けず、バイバイしようとすると泣き出してしまい、結局、校門をくぐって下駄箱まで一緒に行っても先生が迎えに来てくれるまで教室に行けなかった日もありました。

そんなわけで最初は学校までだったお見送りでしたが、歩道橋まで、家を出て最初の角まで、といった具合に少しずつ距離を短くしていき、いよいよ玄関から一人で登校しようというところまで到達。甘えん坊で人見知りの娘にとっては大きなチャレンジのはずです。

そこで、連休の谷間の3日間、続けて玄関からひとりで登校できたら大好きなアイスクリームを食べさせてあげることを約束。パパと娘だけの秘密の約束です。

その2日目、僕は早朝ミーティングのため娘を送り出せなかったので、ちょっと心配でした。夕方、娘の携帯にSMSを送ってみたところ、元気な返事が返ってきてひと安心。

この携帯、緊急連絡用に娘に渡した電話とSMSのみのシンプルなキッズ携帯です。学校には持っていけませんし、一人でお友達の家に遊びに行くこともまだないので、ほとんど自宅に置いたまま。

それでもおもちゃ感覚で簡単に使い方を覚えてしまうあたりはさすがデジタルネイティブ世代。娘とメールで会話したのはこれが初めてでしたが、お父さんは娘の成長ぶりに感激して職場で泣きそうになったのは内緒です。

娘は立派に約束を果たして、3日連続で玄関からひとりで登校できました。みなそれぞれに新しい環境で新しい挑戦をしています。彼女にとっては、一人で登校するということも、まさに“Pushing yourself out of comfort zone”だったことでしょう。

娘の健気なチャレンジを日々目の当たりにしながら、僕も負けずにもっと挑戦していこうという勇気を娘からもらいました。

そして約束のアイスクリームデート。お父さんは幸せです。

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