2020年3月に予定されていたUCLA Anderson School of Managementの同窓会がCovid-19の影響で中止となって以来、実に4年ぶりとなる同窓会が開催されました。
今回は、Japan Welcomes Dean Tony Bernardoと題して新しい学長を迎えてのイベント。70席が満席になったので急遽10席を増枠したとのことで大盛況でした。
Tony Bernardo学長による近況報告
Tonyからここ数年のAnderson Schoolにまつわるアップデートがありました。
- 出願者数は他校も含めて減少傾向。特にUS国内からの出願が減っている。
- UCLAを含めて、多くのビジネススクールは一定の質の学生を確保するためにクラスの人数を減らして対応している。
- 日本のアラムナイネットワークは海外の中でもトップクラスの質と量を誇っている。
- 日本からの出願は減少傾向で、結果として日本人留学生の数はコンスタントに10人弱ほどだったのが、最近は半減している。
- ランキングは好調。Financial Timesで全米11位(+7)、Fortuneで15位(初登場)、Princeton ReviewのEntreprenuership Magazineで4位(+2)、西海岸で1位など。
- 多くのMBAランキングでは卒業後の就職率や年収が大きな要素となっているため、比較的年収が高いテクノロジー、コンサルティング、ファイナンス分野を強化。
- UCLAの特色を出すために、特にエンターテイメント、ヘルスケア/ライフサイエンス、不動産といったLAの立地を活かしたインダストリー向けのプログラム開発に投資する方針
- 最近の学生は単に年収が高いということだけではなく、社会的に意義のある仕事に就きたいという意欲が高い。
- かつてはカルフォルニア州立大学のため私立大学と比較すると学費が安いのが特徴の1つだったが、現在はUCLA Anderson Schoolは州からの補助金を一切もらわない運営となっているため、学費は一般的な大学院と変わらない水準となった
ネットワーキング
ケータリングによる軽い夕食とドリンクが振る舞われ、懐かしい先輩や後輩と久々の再会を楽しむ時間。Covid-19対策として、全ての食事が小分けされた蓋付きのカップに入っていて感心しました。
1960年代の卒業生から、Class of 2025(これから留学するMBA prospective)まで幅広い世代が参加していました。
Andersonグッズ
お土産に頂いたノベルティグッズが素敵でした。
よくある付箋やボールペンに加えて、Andersonの懐かしい校舎をプリントしたクロスが嬉しかったです。大切に使おう。
今後も多くの卒業生向けイベントを企画していくとのこと。卒業後も続くネットワークの強さはUCLA Anderson Schoolの魅力の1つです。