たびいま思うこと

JAL国際線キャンセル待ち、空港で当日スタンバイして搭乗できた話

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たび
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甚大な被害をもたらした台風19号ハギビスの影響で、日曜日の昼に搭乗予定だったフランクフルト便がキャンセルになってしまいました。

土曜日の昼過ぎに欠航のメールを受領してから100回以上、JALのダイヤモンド・プレミア専用予約番号に電話しましたが、全く繋がらないまま土曜日は19時で電話窓口が終了。徒労感のみ。

翌日の日曜日も朝8時の電話窓口開始から電話をかけ続けて、ようやく電話が通じたのは10時過ぎでした。

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代替のルートでの渡航を検討

まずは、成田、羽田だけでなく、大阪や名古屋、福岡などを経由しても良いので、欧州方面行きの便の空席を探してもらいましたが全て満席。

JALだけでなく、提携しているワンワールド系列の他社運行便も全滅でした。

台風の影響で、この週末はJALもANAもほぼ全便が欠航だったため、航空券を新たに確保するのは相当に厳しい状況です。

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キャンセル待ちの希望を伝える

そこで仕方なくキャンセル待ちをすることに。

日曜日の便は既に間に合わないため、月曜日の早朝1時過ぎに出発するロンドン便から、パリ便、ヘルシンキ便、マドリード便など合計5つの便にキャンセル待ちをお願いしました。

この時点でかなり出遅れていて、翌日の便にも関わらず、僕の前に既に少なくとも5人、多い便だと10人以上がキャンセル待ちをしているとのこと。

とても繰り上がる可能性は低そうですが、これに賭けることに。電話窓口終了の19時に電話を頂くことにしました。

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キャンセル待ちで席の確保ができないまま搭乗前日の19時に

約束どおり19時過ぎにお電話がありました。

その時点でキャンセル待ちをしていた5つの便はいずれも待ち行列が10人以上に増えているとのこと。

ここで悩ましいのは、僕がいまキャンセル待ちの何番目かは教えてもらえない、ということ。オペレーターのお姉さま曰く、彼女らも画面で確認できないそうです。

また、キャンセル待ちは以下の制約があります。

  • 出発ギリギリまで待てるが、席が確保できた旨の通知メールが発出されるのは搭乗の3時間前まで。
  • それ以降は電話で確認するか、空港のカウンターで確認するしかない。
  • 複数のキャンセル待ちをしている場合は一番早い便の時刻が到来した時点でその先のキャンセル待ちは全て無効になる。

つまり、本気で待つなら、乗れる確証はなくても待ちたい便を1つに絞り込んで空港まで行って当日スタンバイするほかない、ということ。

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狙いを羽田発パリ便に絞り込む

この時点で腹を括り、お姉さまには一番待ちの少なかった翌日10:40羽田発のパリ便のみキャンセル待ちの希望を伝えて、当日に空港でスタンバイする覚悟を伝えました。

寝ている間に座席確保のメールが届いていることを切に祈りながら就寝。

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搭乗当日の朝、座席確保メール着信なし

翌朝、微かな期待を込めてメールを確認するも、着信なし。

「先んずれば人を制す」と肝に銘じて羽田へ向かいました。

8時前に国際線ターミナルに到着。すぐにカウンターへ直行。

事情を説明すると、カウンターのお姉さまは手元のメモを確認して、「パリ便のキャンセル待ちの件ですね。承っております」とのこと。素晴らしいオペレーション!

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空港カウンターでチームワークで座席の確保へ

もしかしたら何とかなるかもという雰囲気を感じながら、僕は「とにかく他社運行便でも何でも良いので今日中にマドリードに着きたい!」という熱い想いを伝えることに集中しました。

あとは、必死に各方面に電話をかけて調整するお姉さまをカウンター越しに静かに眺めてただ待つのみです。

20分ほど経過したところで、パリ便の座席を確保できました!との声。お姉さま曰く、待ちの中でも一番早くチェックインカウンターに来た僕にチャンスが巡ってきたとのこと。

そして、エールフランスやイベリア航空の便で、パリ―マドリード間のフライトを探してくれました。

途中から受付カウンター横の椅子に座って待つこと10分ほどで、別のお姉さまが欧州内の便を確保してくれました。

それからいったんキャンセルしたホテルを慌ただしくスマホで探して再予約したり、同僚に連絡したりとドタバタ。

マドリード到着は月曜日の深夜になりますが、とりあえずモヤモヤした状況から抜け出せて渡航が確定した安堵感といったら!

ラウンジで頂いた遅い朝食はマンゴーソース添えパンケーキ

土曜日の台風前からずっと運行状況のサイトを確認したり、コールセンターに電話し続けたり、この週末は大半の時間をどうやって欧州に向かうかばかり考えていた気がします。

本来なら移動中で見られなかったラグビーワールドカップの日本代表チーム、ブレイブ・ブロッサムズとスコットランド代表との歴史的な一戦と勝利を楽しむことができたのは不幸中の幸い。

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まとめ

こんな経験はもう二度としたくないですが、備忘録として振り返ると、以下が国際線キャンセル待ちのポイントだと思います。

  • 航空会社のステータス:今回はJALダイヤモンド
  • 最悪は引き返す覚悟で当日空港へ出向く
  • 一足早くチェックインカウンターで相談
  • お姉さまを味方につける会話力

パリ便も到着まであと5時間ほど。まだ先の長い旅路ですが、ここでスマホを閉じることとします。

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