たび

マドリッドからトレドへ日帰り観光

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「もし、1日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドへ行け」という格言があるほど有名な古都トレドに行ってきました。市街の三方をタホ川に囲まれた岩山の上に築かれた天然の要塞都市で、イスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が入り混じった建築物が残り、旧市街全体が世界遺産として登録されています。

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マドリッドからトレドまでの移動

マドリッドの中心、Puerta de Atocha駅からRenfe(JRみたいな感じ)のAvantという特急列車に乗ると30分で到着、あっという間です。チケットはRenfeのサイトからオンラインでクレジットカードで購入でき、座席も指定されるので簡単・安心。往復で2,730円でした。購入後のメールに表示されているバーコードを改札で見せると入場できます。

Toledo行きのAvantを含めて多くの列車は1Fターミナルから発車するようですが、中には2Fターミナルから発車する電車もあるので必ず電子掲示板でターミナルとプラットフォーム番号を確認するというのが注意事項。

Google先生によるとToledo行きAvantは6:50, 7:50, 8:50という具合に1時間に1本程度、運行されているようですが、Renfeサイトでは8:50以降の便しか表示されなかったので恐らく冬季は8:50が始発のようです。実際に12月のマドリッドの日の出は8:30頃なので8:50の便でもまだ周囲は暗く早朝の雰囲気でした。トレドに到着した頃、ようやく明るくなりました。

朝8時頃はまだこんな感じ
9:20頃にトレドに到着
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トレド駅から旧市街へ

トレド駅からは西に進んでロサ通り経由でアルカンタラ橋を渡って旧市街に入るのが一番早いです。徒歩で15分程度、川沿いの道をしばらく歩くとタホ川を挟んだ右手に要塞都市がそびえ立つのが見えてきます。アルカンタラ橋はかつては旧市街に入る唯一の橋だったそうで、左手の高台には城も構えています。ここから旧市街へのアプローチは雰囲気が抜群!

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旧市街の内外

市街が岩山の上に広がっているので坂が多く、まるで迷路のように細かい路地が入り組んでいます。時間が許す限りブラブラと歩いているだけでも中世に迷い込んだような雰囲気が味わえて楽しい街並み。

10:30から一時間おきくらいに走っている列車型ミニバスのソコトレンに乗ってみました。市街の北東部にあるZocodover広場にスタンドがあってクレジットカードで切符を買えます。お値段は6.5ユーロで、広場左手の坂を上ったところから出発して旧市街を外から時計回りに50分ほどかけて一周してくれます。

ところどころでイヤホンで日本語の解説を聞くことができ、途中でトレド旧市街を一望できる展望台で写真撮影で10分ほど停車してくれます。ここへは車じゃないと行けない距離なのでソコトレン、お勧めです。

市街の目玉は中心部に位置するカテドラル(トレド大聖堂)。スペインのカトリック総本山で世界でも4番目に大きな大聖堂とのこと。建物内には高さ30mを誇る主祭壇や純銀製の聖体顕示台、また併設された小さな美術館ではエル・グレコやゴヤの絵画などが展示されています。

小腹が空いたので地元の客で賑わうというバルTornerías(トルネリアス)でトレドの名物料理の1つ、カルカムサス(CARCAMUSAS)を頂きました。豚肉やチョリソーをトマトソースで煮込んだ一品、4ユーロで体が暖まりました。

3時間ほどの滞在だったので駆け足でしたが、いつか旧市街のホテルに一泊してのんびり街歩きを楽しみたいなあ。

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