先日は初めて将棋大会に参戦した息子ですが、今日はポケモンカードゲーム大会(正式名称:ポケモンワールドチャンピオンシップス日本代表決定大会カードゲーム大会)の神奈川県大会に初参加しました。
今日は神奈川予選の2日目ということでしたが、会場のパシフィコ横浜は子連れの家族、数百人で朝からごった返していました(大会に参加するには事前にウェブで登録のうえ、抽選で選ばれる必要あり)。
これは毎年1回開催される大会で、現在は47都道府県で県大会の最中。ここで県チャンピオンになると地方大会、全国大会、そして日本代表選手に選ばれると夏に西海岸で開催される世界大会に招待されるそうです。ポケモンのカードゲームが日本だけでなく世界規模で親しまれているとは知りませんでした。
また、単なる子供の遊びと思っていましたが、何と15歳以上の部(マスターリーグ)というのもあります。今回のイベントに参加した選手だけがもらえる特別のプロモーションカード3枚セットがもらえるということで、参加賞目当てで僕もマスターリーグに出場することに。
息子の戦い
ルールは3連勝するとトーナメント本選に進めるというもので、先日の将棋大会と似ています。ただし、1回でも負けると終わりという厳しい戦いです。
息子は最初に当たった子がレアな強いカードを揃えていたようで、残念ながら1回戦で敗退。さすがに大会に出てくる子供はかなりの数のカードを持っていて厳選したデッキ(30枚)で挑戦してくるようで、息子のように基本的なカードしか持っていないとなかなか勝てないのでしょう。
僕の戦い
息子がすぐに負けてしまったので、その後のマスターリーグに僕も出場しました。お土産のカードセットがもらえればいいや、という軽い気持ちで臨んだのですが、周りの異様な雰囲気に圧倒されました。というのも、僕のような子連れのお父さん達が子供に言われて渋々参加しているのかと思いきや、多くはグループで来ていてかなりマニアックな集団。
皆さん、カードは傷まないように専用のケースに入れて、しかも1枚ずつ透明の保護フィルムで覆っています。僕がポケットから輪ゴムで留めた30枚のカード束を出すのが恥ずかしかったほど。
僕の相手はいかにもマスターという感じの人。見たこともないようなカードを繰り出してきます。見るからに素人の僕に、カードを出す都度、ポケパワーとか、ポケボディーとか丁寧に説明してくれるのですが、正直良く分かりません。
ところが、僕の手札はいきなりミューツーとミューツーLV.X(レベルエックス)という、かなり強いカードが2枚やってきました。何も難しいことは考えずに、ひたすらエネルギーを貯めて、ギガバーンを3連発で、ほとんど無傷で勝ってしまいました。まさにビギナーズラック。本当に申し訳ない気持ちでした。
さすがに2回戦はもっとピリピリした雰囲気。今度はもっとプロっぽい感じの方に当たってしまい、それこそほとんど何がなんだかわからぬ間に見たこともないカードや技でコテンパに完敗でした。正直、負けてホッとしました。凄い世界を垣間見ましたが、これ以上は深入りしないつもりです。そんな訳で負けて悔しい息子と、勝って気まずい僕のポケモンカードゲーム大会は終わったのでした。