10年ぶりくらいでインドへ。今回の旅の目的の1つは、本場のインド料理を堪能すること。まずは南インドのIT都市、バンガロールからスタート。
バンガロール
朝食から始まる南インド料理の洗礼
滞在したGrand Mercure Bangaloreの朝食会場で可愛らしいイラストのパネルを発見。

せっかくなのでバイキングではなく、Live Counter(目の前で調理してくれるコーナー)のメニューから、南インドの定番朝食「ドーサ」と「ウッタパム」を注文してみました。
しばらくテーブルで待っていると運ばれてきたのがこちら。
- ドーサ(Dosa): 米と豆の粉を発酵させた生地を、クレープのように薄くパリパリに焼いたもの。

- ウッタパム(Uttapam): 同じ生地を厚めに焼いた、インド風のお好み焼き。ふわモチした食感がクセになります。

どちらも、少し酸味のあるスープ「サンバル」や、ココナッツのチャツネをたっぷりつけていただきます。朝からスパイスの香りで身体がシャキッと目覚めます。
本場の南インドランチに感動
ランチは地元のレストラン「Oota Bangalore」へ。ここは本格的なカルナータカ料理が味わえる人気店です。ここで頼んだ3品が、どれも驚くほど奥深い味わいでした。
- チャート(Chaat): サクサクの揚げ菓子に玉ねぎやスパイス、ハーブをのせたスナック。甘酸っぱさと辛みが複雑に混ざり合う、不思議な美味しさです。

- サブダナ・ワダ(Sabudana Vada): タピオカ(サブダナ)を使った揚げ物。外はカリッと、中はモチッとしていて、香ばしいピーナッツがアクセントになっています。

- チキン・ビリヤニ(Chicken Biryani): スパイスとお肉の旨みが染み込んだ炊き込みご飯。大ぶりのチキンとゆで卵が添えられていて、ボリューム満点!

注文時に「辛いのは苦手」としっかり伝えたのですが、それでも日本で食べるそこそこ辛口レベル。
でも、ただ辛いだけでなく、日本では決して味わえない多種多様なスパイスの組み合わせによる深みがあり、食べる手が止まりませんでした。
懐かしい同僚と初対面!
夜は2020年から2023年まで取締役として参画していたグループ会社の元CFOと元CHROとカルナータカ料理レストランで待ち合わせ。
実は当初は2020年7月からバンガロールに赴任する予定でしたが、ちょうどCOVID-19の影響で渡航禁止となったままフルリモートで経営していたため、毎日のように電話会議していたものの彼らと対面するのは初めてでした。
PC画面越しで何度か顔を見たことはありましたが、初めて直接会って話すことができて感激。話に夢中で美味しい南インド料理の写真を1枚も撮っていないことに後で気づきました。


翌朝、バンガロールの旅程を終えて空港へ向かう途中、立派な建物が見えるなと思ったらUBERの運転手が車を路肩に寄せて停まりました。
彼によると、バンガロールが属するカーナタカ州の議会の議事堂として使われているヴィダーナ・ソーダ(Vidhana Soudha)と呼ばれる非常に壮麗な建物で、バンガロールの象徴的なランドマークの1つだそう。
「写真を撮ってあげるから降りなよ」と言われて何枚か写真を撮ってくれました。

インド国内線の機内で元同僚にバッタリ再会!
ようやく空港に到着し、厳重なセキュリティを通過してIndiGoの国内線の座席に座って、ようやくほっと一息。
ぼーっと他の乗客の搭乗を眺めていた時に、なんか黄色い人来たなーと思って見ていたら、なんと元同僚の神谷さんでした!最後に会ったのは恐らく10数年前でしょうか。
黄色がテーマカラーの神谷さんは、2006年に僕が立ち上げた社内SNSを活用してナレッジマネジメントのコミュニティを運営してくれていたのがきっかけで出会いました。
2018年にNTTデータを退職後にI’mbesideyouというスタートアップを起業し、今はインドとパロアルト、日本の3拠点で事業を展開しています。
彼の会社の採用活動では、MITを滑り止めにすると言われるIIT(インド工科大学)とインドのトップMBA大学院のIIMの学生から今や年間で13,000人の応募があるというからビックリ!です。GAFAでもこれほどの応募はないのでは。
デリー経由で日本へ帰国する途中だったそう。デリー空港到着後にしばしお互いに近況報告して握手。世の中、狭い!

デリー
続いて訪れたのは首都、デリー。バンガロールから北へ国内線で3時間ほど。インドの大都市は渋滞がひどいため、この移動だけで1日仕事です。
デリーでは、南インドとはまた違った力強い料理を堪能しました。
北インドの濃厚な味わいと甘い誘惑
夕食で運ばれてきたのは、ふっくらと焼き上がったナンと、数種類のカレー(カトリ)。 濃厚なバターやクリーム、スパイスをふんだんに使ったカレーは、それぞれ独特なコクと味わいがあります。


色とりどりの小皿(カトリ)から、少しずつ味の違いを楽しむのがインド流の醍醐味ですね。
そして、締めくくりは豪華なデザートプレート。 スパイスで火照った口を、甘いカスタードやケーキ、そして爽やかなキウイのヨーグルトが優しく癒してくれました。

デリーのスモッグは深刻
冬のデリーの朝は濃密なスモッグに覆われ、数メートル先さえ見通せないほど視界が遮られます。幻想的な白さの中に焦げたような匂いが混じる空気は、しばらく外にいるだけで喉が痛くなるほど。
澄み切ったバンガロールの空との対比に、北インドの冬の厳しさを肌で感じた瞬間です。



オフィスから一歩外に出ると、ローカルでディープなインドの出店で様々な軽食や飲み物が売られていました。
ロサンゼルスMBA留学時代の友人と再会
インドへの出発前日、彼女がふと「確かKCってデリーじゃなかったっけ?」と一言。20年前にロサンゼルスにMBA留学していた時に家族ぐるみで仲良くしていた友人がインド現法で社長をしていることを思い出しました。
すぐメッセージを送ると、帰国便の直前に空港の近くで夕食をご一緒することに。10数年ぶり?の再会でしたが、思い出話や家族の近況報告などであっという間の楽しいひとときでした。


彼と再開したのはデリー国際空港に隣接するAerocityと呼ばれる新しい街。綺麗で近代的なビルの数々でインドにいることを忘れてしまうほど。
旅を振り返って
インドの食文化は、一言では言い表せないほど多様で情熱的でした。「Non-spicy」が全く通用しない洗礼も受けましたが、それも含めてこの国でしか味わえない最高の体験。
スパイスの刺激と香りに包まれた忘れられない食の旅、そして懐かしい仲間との素敵な再会の旅となりました。


