高校生の頃、祐天寺に住んでいた友人に連れられて何度かナイアガラでカレーを食べていました。なぜか当時を思い出して突然無性にまた訪問したくなり、当時の友人と4人で20数年ぶり?に行ってきました。
鉄道ファンの聖地
店構えからして鉄道が全面に。看板にカレーの文字がなければカレー屋には見えない佇まいです。
僕は鉄道ファンではないのでよくわからないですが、国鉄時代の様々な遺物など、好きな人にはたまらないコレクションが満載です。

この日は日曜日の14時に集合したのですが、ランチタイムを外したのにも関わらず、まさかの行列待ち。結局、1時間弱も並ぶことに。
昨年末にNHKおはよう日本を見ていたらたまたま特集されていたので、もしかしたらその効果がまだ続いていたのかもしれません。


番組で紹介されていた0系新幹線の先頭部分は、店の前で待っている間に店外にひっそり飾られていたのを見つけました。

店の前で待っている間に駅員コスプレの店員さんが今となっては懐かしい硬券の記念入場券をくれました。ちゃんと日付入り。これまた懐かしい金属製のハサミを貸してくれて、自分で切符を切ることができます。


ようやく店内に入ると、他にも古い運賃表や看板、帽子等、すべて実際に国鉄で使われていた本物が所狭しと飾られています。初代オーナーが鉄道ファンで収集していたコレクションだそう。当時は駅で不要になった物が一般に販売される機会があり、そうした情報を聞きつけたオーナーが各地に赴いて購入したものとか。





肝心のカレー
鉄道グッズに目を奪われて何をしに来たのか忘れかけていましたが、カレーを食べに来たのでした。
店内にある切符売場で食券を購入(ナイアガラでは乗車券と呼ばれています)。人気No.1で当時よく食べていたカツカレー一択です。この値上げのご時世にカツカレー990円は良心的!
辛さも選べます。僕は特急(辛口)を選択。駅員さん風情の店員さんに「乗車券を拝見します」と言われたら、食券を渡して「特急でお願いします」と返すのがマナー。郷に入っては郷に従いましょう。

座席は国鉄のボックス座席。少し狭いですが、雰囲気は抜群です。そして、ナイアガラの目玉はカレーが汽車で運ばれてくるところ!1980年代、高校生の頃に通っていた当時から続く演出です。


特に鉄道好きのお子様がいらっしゃる方はご家族で訪問されたらきっと楽しい時間になると思います!もちろん、カレーも美味しいですよ。揚げたてのカツが載ったカツカレーは当時を思い出す懐かしい味でした。
ちなみに隠し味は味噌という説もありますが、真偽は不明です。
ちなみにここのカレー、俺は隠し味が「味噌」ではないかとふんでいる。鬼籍に入られた初代駅長が、祐天寺駅前の東急ストアで、味噌を大量に買い込んでいるのを見てしまったからである。
祐天寺に住んでいた友人の投稿より
違ったらゴメンwww。