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英検準2級の二次試験(面接)の傾向と対策まとめ

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中3娘が英検準2級に合格しました。

娘は中2で英検3級に合格しましたが、僕は中3の時に何とか3級に合格した記憶があります。しっかりお父さんを超えてくれました。

ちなみに、息子は小2で英検3級に合格。いま思い返しても、凄かったなぁ。

今回、娘の二次試験(面接)の前日に2時間ほどかけて集中模擬面接をしてあげたのですが、過去に実際に出題された問題を入手して目を通したところ、かなりパターン化されていることが判明。

事前に出題傾向を理解して対策することが相当有効だと感じましたので、メモしておきます。

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まずは過去問の入手

娘の場合は基本的な単語力がなく正答を選べないケースが多かったため、まずこちらの参考書で最低限の単語を暗記しました。

最新5年間の出題データ分析に基づいた「でる順」というのがポイントです。これは効果的でした。

その上で、実際に出題された過去問だけが収録されている問題集で繰り返し準備をしました。

この手の試験対策では、下手な問題集に手を出すよりも、問題の傾向やレベルを正しく理解するために過去問を使うのがベストです。

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入室から試験開始まで

入室すると面接官に「面接カード」を手渡し、着席します。面接官が氏名とこれから受験する級の確認をした後、簡単な挨拶をします。

英検ウェブサイト

英検の二次試験では、合計33点のうち3点がアティテュード(面接室への入室から退室までのやりとりの中で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度)の観点から採点されます。

ここは確実に3点を狙いたいところ。そこで、実際に入室から試験開始までを想定して、以下の練習をしておきました。

  • 面接官と目が合ったら元気に”Hello!”と挨拶する。
  • カードを手渡す際は”Here you are.”と添える。
  • 準2級は”Grade Pre-second”
  • 名前と受験級の確認のあと、”Nice to meet you.”など、簡単な挨拶をする。

もちろん、面接中の態度も重要ですが、最初の第一印象が大切なので、何回か繰り返し練習しておきました。その甲斐あってか、Attitudeは満点の3点を獲得できていました。

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面接での設問パターン

面接では大きく3種類の問題があります。

  1. 短い文章を読んで質問に回答する
  2. イラストを見て質問に回答する
  3. 面接官からの質問に回答する

それぞれ設問のパターンが定型で決まっているため、事前に準備しておくことで本番でも慌てずに落ち着いて対応できます。

短い文章を読んで質問に回答する

まず20秒黙読するよう指示があり、その後に音読します。

音読はつい早く読もうとしてしまいがちですが、落ち着いてゆっくりはっきりと発音するようアドバイス。特に、カンマやピリオド等の区切りで意識してひと呼吸置くこと。

質問は、過去問を見る限り、難しい内容はなく、与えられた文章をそのまま抜き出して答えれば良いレベルです。聞かれていることを正しく理解して、文章内でどこを答えれば良いか落ち着いて考える訓練を繰り返しました。

  • 全6回分の過去問のうち、4問は”How …?”で方法を尋ねるもので、残り2問は”Why …?”で理由を尋ねるものでした。
  • How?と聞かれたら、”By …ing ~”で簡潔に回答すること、Why?の場合は、”Because …”で文章で回答することを練習しておきました。
  • 本番では、”How …?”を問われたそう。練習の成果ありでした。

イラストを見て質問に回答する

2種類のイラストがあり、Aは動作している5人の人が描かれており、Bはストーリーを連想させる内容です。どちらも定型のパターンなので、過去問で幾つかのケースで練習しておくことが大切。

  • Aの問題 ”Now, please look at the picture A. They are doing different things. Tell me as much as you can about what they are doing.”
    • 男性(Man)か女性(Woman)か、大人か子供(boy / girl)かを見極める。
    • 現在進行形で1人ずつ動作を描写する。
    • 短文でも良いので必ず5人全員についてワンセンテンスで回答する。
  • Bの問題 ”Now, look at the woman/man in picture B. Please describe the situation.”
    • 1コマ漫画の要領で、吹き出しの中に主人公の考えや思いが表現されているので、まず状況を伝えた後に吹き出しの内容について続けるのが定番。
    • 状況を描写する訓練として、問題Aと同様にまず状況を表現する。例えば、”A woman with yellow shoes …”といった具合に服装なども含めて少しでも説明できるよう工夫する。
    • その上で、吹き出し内の情報について付け加えてストーリーにする。

例題と回答例を見ると、次のとおり非常にシンプルな内容ですので、この程度で十分に合格レベルなのでしょう。余裕を持って複数センテンスで回答できるくらいまで訓練しておけば安心です。

  • Aの回答例)A woman is planting flowers.
  • Bの回答例)She can’t buy a drink because there are a lot of bicycles in front of the vending machine.

面接官からの質問に回答する

最後に2問、面接官からの質問に回答します。

1問は最初に音読した短い文章に関連する話題、もう1つはランダムな内容です。

いずれもYesかNoで回答すると、理由を尋ねられるので説明するパターンです。回答は最低でも2センテンスは話せるように練習しておきましょう。

  • どちらも正しい回答はない質問のため、自分で答えやすいロジックを考えて回答するのがコツ。
    • はじめ娘は自分の考えを英語で伝えようとする余りに難しく考えすぎてしまって英語が出てこない様子だったため、必ずしも自分の意見でなくても良いので英語で答えやすい内容でOKと伝えたところ、少しずつ話せるようになりました。
  • 質問例)Today, a lot of people like to grow flowers or vegetables. Do you like gardening?
    • Yes. → Please tell me more. → I help my parents in our garden on weekends. We grow many different kinds of vegetables.
    • No. → Why not? → It’s a lot of work to take care of a garden. It’s easier to buy flowers or vegetables at a store.

初めは戸惑っていましたが、色々なパターンで練習するうちに慣れてきて2センテンスは話せるようになりました。ここまで来れば二次試験も大丈夫!

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