いま思うこと

鍼(はり)治療、初体験!

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近所の整骨院に鍼治療の国家資格も持っている先生が1人います。

先日訪問した際にたまたま鍼治療の無料体験キャンペーンをやっていたのでお願いしてみました。

足の甲と手首に2本ずつ鍼を刺してすぐに抜いてしまうだけの5分足らずの体験治療で、帰宅後に体の力が抜けて昼寝してしまうほど効果を実感。

鍼というと「痛い」イメージがあって敬遠してましたが拍子抜けするほど痛みがなく、体の変化を体感できました。

そこで今日は初めて鍼治療を受けてみました。

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初めにアンケートでタイプ診断

この整骨院でユニークなのが、初めに30問ほどのアンケートに答えた後に脈をチェックしてもらうと、東洋医学の5つのタイプで診断してくれるところ。

帰りにもらった火タイプの診断チラシ

僕は火のタイプでした。サザエさんでいうと、「サザエさん」タイプ。

火タイプの性格

  • 華やか、明るい、カリスマ性、純粋
  • リーダーシップがあり、周りとの調和を重視
  • 明るい反面、調子を崩すと気分が落ちやすい

火タイプの芸能人

桜井和寿、上戸彩、浜崎あゆみ

火タイプはこんな症状に注意!

  • 睡眠不足によりエネルギーを消耗した時に体調を崩す
  • 男性の場合は、起床時に倦怠感や疲労感が残る

思い当たる節があり、当たっています。

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自律神経を整える治療

今回は5週に亘って自律神経を整える治療をしてもらうことに。

日常生活では交感神経が優位で副交感神経が低調になりがちのため、副交感神経の働きを活性化させる治療です。

足の甲と手首のツボ

まず初めに、両方の足の甲と手首に一本ずつ鍼を刺しました。

鍼は1番の太さの鍼を使用。数字が大きいほど太い鍼になります。

  • 1番の鍼:0.16㎜
  • 日本人の髪の毛:普通は0.10㎜、太めの毛は0.12~0.15㎜
  • 注射針:外径が0.65㎜、内径が0.40㎜

1番の鍼は髪の毛ほどの細さで、注射針の1/4程度なので、刺されてもほとんど痛みを感じません。

鍼を刺す時はトントンと軽く叩くだけで、深さは2-3mmほど。また、鍼を刺している時間はせいぜい一分くらいです。

鍼と聞くと単語のイメージから痛いものと思っていましたが、刺されたのを感じないほどですので痛いのが苦手な人でも大丈夫でしょう。

頭(百会)のツボ

続いて、うつ伏せになって、頭と背中にも刺してもらいました。

頭と聞いてちょっとドキドキしましたが、こちらも刺されたのに気づかない程度の感覚です。

場所は、百会(ひゃくえ)というツボで、五つの経絡とつながっている非常に重要な「交会穴(複数の経絡が交わるツボ)」とのこと。

左右の耳の上端を結んだ線と、顔の正中線を結んだ線が交わる頭頂部に、少しくぼんだ部分があります。

くぼみの周辺1cmくらいの範囲を、指の腹でぐっと押してみてください。ひときわズーンと響くような、「痛気持ちいい」と感じるポイントが見つかるはずです。

その場所こそ、今回ご紹介する「百会(ひゃくえ)」のツボ(経穴)です。

特選街webより

確かに頭のてっぺんに刺さっていますね。

背中のツボ

併せて、背骨の両側を左右2箇所ずつ、刺しました。

上の二箇所

頭と背中のツボも鍼を刺している時間は1分程度だったように思います。皮膚が少し赤くなってくれば効いているとのことで、すっと抜き取ります。

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鍼の効果

こんな感じで簡単な治療でしたが、効果は抜群。

治療後はしばらく激しい運動や暴飲暴食は避けるように先生から言われました。帰り道は既に気持ちがすーっと落ち着いて、体も全身が少しだるい感じ。

帰宅して昼食後、ゆったりとした睡魔が襲ってきました。寝不足の夜にベッドで入眠する時のような、ぼーっとした心地よい感じです。

ぐっすり眠るというよりは、ウトウトしている感じで2時間ほどベッドで横になっていました。

普段は朝から晩まで仕事で交感神経のスイッチが入ったまま、無意識のうちに緊張状態が続いているので、こうやって定期的に副交感神経のスイッチを入れて体を休める時間を作ることで自律神経のバランスを整えることが大切と感じます。

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鍼の歴史

ルーツは中国ですが、日本では痛みの少ない極細の鍼や筒に入れて刺す手法など独自に進化を遂げて広く普及してきたそう。

鍼灸の歴史は大変深く、紀元前の中国ではすでに鍼治療が広く流行したという文献も残っており、約2000年以上の長い歴史がある伝統医学です。

日本では奈良時代に伝えられたとされ、江戸時代には庶民にも広まったとされています。

その後、明治政府の方針で西洋医学が強く推し進められることになり、鍼灸や漢方などを主流とする日本の伝統的な医学は下火を迎えますが、その後も民間での支持は強く、鍼師、灸師は国家資格として制定されることになりました。

戦後には現在の「あん摩マッサージ指圧師、はり師きゅう師などに関する法律」の原型である法律が制定され、日本の鍼灸はより科学的な裏付けが強く求められるようになり、研究も学会レベルで進められるようになりました。

脳梗塞リハビリセンターHPより
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鍼のメカニズム

人体に2000以上もあるという経穴(ツボ)を鍼で適切に刺激することで体の調子を整えるのが鍼治療の仕組みです。

不調の原因を取り除くという西洋医学のアプローチに対して、人間が本来的に有している自然治癒力を最大限に引き出すことで不調を整えるという鍼のアプローチはユニークで本質的だと感じます。

西洋医学では病気の原因に着目し、その原因を除去することで病気を治療するというアプローチ方法をとりますが、東洋医学では病気を体全体のバランスが崩れていることから症状が生まれ、そのバランスを自然治癒力により戻すことができれば病気が治る、という考え方をしています。

基本的な考え方として「気・血・水」のバランスが保たれている状態が健康状態であり、気・血・水のバランスの崩れ方によって治療法が定められており、鍼灸では2000以上のツボを症状に応じて使い分けるのです。

「気」
体内を流れるエネルギーのことで、元気や気力の『気』という意味をもちます。
「血」
文字通り血液のこと。血液が循環して全身に栄養を運び、潤いを与えます。
「水」
血液以外の体内にあるリンパ液やその他の水分のこと。消化や排泄に影響するほか、臓器をスムーズに働かせる潤滑油のような作用もあります。

このうち、「気・血」が体内を巡るための通り道のことを「経路」と呼びますが、これこそが鍼治療の重要なポイントである「経穴(ツボ)」の集合体にあたります。

経絡が滞らないように、また滞った経絡を改善するために、経絡の各所にあるポイント「経穴(ツボ)」に鍼や灸を施すことで、「気・血」の流れをスムーズにすることが鍼灸治療なのです。

脳梗塞リハビリセンターHPより
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国際的に普及が進む鍼治療

鍼というと中国と日本くらいだけで行われている特殊な治療だと思っていましたが、何と世界の100以上の国々で行われていて、WHOでも世界標準が設定されている国際的な治療法なんだそうです。

民間療法的に定着していった鍼灸治療ですが、ここ数十年の間に鍼灸治療も含めた伝統的な医学は世界に普及し、現在では世界中で研究と実践が進められている普遍的な存在へと変貌を遂げています。

1979年にはWHOは鍼灸治療の適応疾患43疾患を発表し、2001年には大学病院での医学部教育課程に東洋医学が取り入れられるようになるなど、もはや民間療法ではない正式な医療としての役割の重要性は日に日に高まっています。

そのような背景には、ストレス、さまざまなアレルギー、慢性疲労など不定愁訴と言われる現代社会特有の疾患が増えてきており、それらに対して西洋医学の手法は必ずしも万全の効果をもたらしているとは言いがたいことがあります。

西洋医学が、病気の原因である細菌やウィルスの根絶や患部を回復させることに主眼を置いている一方、東洋医学は「身体の免疫力を高める」ことを主眼にしています。西洋医学よりも副作用が少なく、また原因がはっきりしない症状や慢性的な症状に効果があることが明らかになり、東洋医学を治療に取り入れる医療機関も年々増えています。

2008年にはWHOによって、ツボの名称や経穴の位置が統一され、ますます鍼灸治療は世界標準として必要不可欠なグローバル医療としての地位を確立しつつあります。

脳梗塞リハビリセンターHPより

長い歴史を通じて生き残った東洋医学、鍼には奥深い効果があると思います。うまく日常生活に取り入れて、体のバランスを整えるきっかけにしたいものです。

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