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カタンしか勝たん!都市と騎士版→航海者版

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2014年に初めて手にして以来、すっかり我が家のテーブルゲームの定番になったカタン。年末年始は深夜2時、3時まで家族4人で楽しんでいます。

そこで、以前より気になっていた拡張版にトライ。入念なリサーチの結果、何種類も発売されている拡張版のうち、最も評価の高かった「都市と騎士版」を購入しました。これが思いの外、面白い!

カタン拡張版は何種類もありますが、まずはベースとなるスタンダード版を持っている前提で、新たなルールを拡張してより深い戦略で遊べるようにする「都市と騎士版」にステップアップするのがお勧めです。これにより、同じスタンダード版のカタンの世界観が広がり、戦略性が深まって面白さが倍増。

その上で、スタンダード版+都市と騎士版のルールをそのままにマップを拡張できるのが「航海者版」です。スタンダード版+都市と騎士版+航海者版は3つのカタンを組み合わせて遊ぶことができる唯一のバリエーション。したがって、スタンダード版→都市と騎士版→航海者版の順番でグレードアップするのがベストです。

都市と騎士版があまりに楽しかったので、今年のお正月に立て続けに航海者版まで買ってしまいました。おかげで今年の正月は寝不足。

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都市と騎士版

都市と騎士版では、蛮族と騎士の戦いや都市開発、戦略カードといった新たなゲーム要素が加わり、より戦略性が深まります。

“究極のカタン”と称されるシリーズでも人気の高い拡張版「都市と騎士版」。この拡張版では、交易によって都市をさらに開発し城へと発展させることができます。そうするとさまざまな恩恵を受けることができるが、その一方でカタン島に迫りくる蛮族の襲撃に騎士を雇って対抗もしなければなりません。

都市の開発か?騎士の強化か?多彩な戦略が楽しめる、まさに究極のカタン。世界のボードゲーム業界に革命を起こした「カタンの開拓者たち」は、シリーズの拡張版で遊びの世界が変化し、ますます広がっていきます。

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拡張ルールではサイコロが1つ追加され、船の目が出ると蛮族がカタン島に向かって1マス進みます。最後のマスに蛮族が到達したとき、蛮族が島に上陸して騎士と戦うことに。このときは島の全プレイヤーの騎士の総合力により蛮族との勝敗が決まるため、本拡張版ではプレイヤー同士で競うだけではなく時には協調して騎士を育成して蛮族に備えるという要素が加わります。

「都市と騎士版」では、「蛮族船が島に襲来し、都市が攻撃・略奪される」という状況に置かれます。そこで外敵から島を守るために、全プレイヤーが騎士たちを雇い入れ、配置することで、島の防衛力を高めて撃退するのです。

騎士を雇うには、鉱石1枚と羊毛1枚が必要です。そして騎士を島に配置し、彼らの防衛力が蛮族の攻撃力を上回れば、島の防衛に成功します。しかし防衛に失敗すると、都市が蛮族に襲われて、開拓地へと戻されてしまいます。

騎士は小騎士→中騎士→大騎士(旗の三角の数が増えていきます)とランクアップさせる要素もありますので、有している資源と相談しつつ、自身の騎士団を結成してみてください。

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あと1コマで蛮族の襲来
赤い騎士は旗の三角が3つの大騎士

もう1つ、拡張版を面白くしているのが戦略カード。スタンダード版の発展カードのバリエーションを増やしたイメージです。この戦略カードは交易品カードを使って都市開発を行うことで入手しやすくなるのがポイント。ゲーム中盤でも戦略カードを有効に活用することで戦局が大きく変化するので気が抜けません。

「都市と騎士版」では、カタン島に建設した都市に対して、経済・政治・科学の3分野の開発を行えます。都市開発を進めることで、交易や騎士の配置、資源獲得の面で優位に立てたり、戦略カードを獲得できたりします。

都市開発は、「都市と騎士版」に付属する交易品カードを使って行います。「都市と騎士版」では、山地・牧草地・森林の地形タイルに隣接する都市からは、資源カード2枚ではなく、資源カード1枚+交易品カード1枚を受け取ります。そして経済は布、政治は貨幣、科学は紙の各交易品カードを使用して、開発を進めます。例えば、経済では市場を、政治では役場を、科学では修道院を開発して都市機能を高め、開拓競争を優位に進められるようにします。

なお、都市開発を大きく進めると、自分の都市にパーツを取り付けてメトロポリスにできます。メトロポリスは4ポイントの価値があります。

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都市開発がレベル4になると都市をメトロポリスにアップグレード可能
都市開発の進捗状況
都市開発のカードは各プレイヤー毎に小袋に片付けるのがコツ
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航海者版

本製品(「航海者版」)を「スタンダード版」と組み合わせることで、カタン島の開拓だけでなく、海へと漕ぎ出して航路を作り、近隣の島々をも開拓できるようになります。

「航海者版」は、大海原を舞台にした9つのシナリオと、様々な追加ルール(新地形タイル“砂金川”やボーナスチップ、船、海賊など)で構成されています。

「カタン島には外の世界がある」──「カタン」の広がりを感じさせてくれる拡張版です。

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そして、航海者版ではマップが拡張!スタンダード版のマップに加えて、拡張版では外枠(海フレーム)や鉱山・牧草地等の地形タイルが追加され、正六角形から横長の八角形のマップに広がります。

予めゲームバランスを考慮して練られた8種類の新マップとマップごとの独自ルールが準備されているので、カタンの世界観が一気に拡張されることに。

とりあえず、最初のシナリオ1「新しい岸辺へ」をやってみました。カタン島と、その周りの3つの小さな島でできたマップで、島の中には貴重な黄金(好きな資源を選択可能)を産出する島もあります。

シナリオ1「新しい岸辺へ」4人用マップ

基本的には、スタンダード版+都市と騎士版のルールに従いますが、航海者版では新たに海を渡って別の島へ行くための船が追加されます。

「航海者版」では、海を越えた先にある島々を開拓できるようになります。島々へは船を建造し、航路を築くことで、海を越えて渡っていきます。

船は羊毛1枚と木材1枚で建造でき、自分の開拓地につなげて配置できます。海の上の“街道”のような役割ですが、船なので移動させられるところがポイント。船は配置した後でも、(条件を満たせば)別の場所へ移動できます。さらには最長交易路にもカウントされます。この例だと、青のプレイヤーは街道2つ+船3つで「5の長さの交易路」を有しています。

また、海にこぎ出すということで、新たな無法者・海賊が登場!海賊は海を移動し、周囲への船の配置や船の移動を妨害します。

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六角形パネルの中心にいるのが海賊船

ボードゲームの名作「カタン」に「都市と騎士版」と「航海者版」が新たに加わり、ますます楽しくなりました。ただし、3つを組み合わせると、1ゲーム当たり2時間は最低かかりますので時間の余裕がある時にやりましょう!

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