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MBAファイナンス
UCLAアンダーソンスクールの看板授業、コックラム教授によるManaging Finance and Financing the Emerging Enterpriseを通じて学んだファイナンスの要諦をご紹介します。
全てコールドコールで進む緊張感
この授業は成長中の企業が直面する様々な問題を取り上げて、中でも特にファイナンス(いかにして必要な運転資金・投資資金を調達するか)に着目して解決策を探る、というのがテーマです。
3時間の授業(数分の休憩が1回)で毎回2~3個のケーススタディをこなすという量も大変ですが、授業が全てコールドコール(教授がランダムに生徒を指名して回答させる方式)で進められるため、授業の緊張感はダントツです。
ケースから学ぶファイナンス
M&Aでの企業価値評価の方法について代表的な3つの手法を使って実際に算出。
あのOakleyがIPOした際の実際の目論見書等をINPUTとして、IPOの理由や投資銀行がIPOで設ける仕組み等について学びました。
授業と同様に期末試験もハード。その場で20ページ弱(本文10ページ前後+図表)のハーバードのケーススタディが配布され、それに対する問題が4問、これを2時間50分で読んで、分析して、回答を書くというもの。