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MBAアカウンティング
必須科目である、いわゆる”Financial Accounting”(財務会計)では仕訳から始まり、会計の基礎を学びます。
その上で、僕は会計関係の選択科目はManagement Accounting(管理会計)、そしてCorporate Financial Reportingの2科目を選択しました。
Management Accounting(管理会計)
管理会計と言うと何やら退屈なイメージを持っていましたが、Anderson看板教授であるサスマン教授のクラスを履修して、その面白さと深さを知りました。
会社の経営は、社員一人ひとりのインセンティブ設計とも言えます。何を達成できたら評価されるのか、利益はどんな基準で計算されるのか、こうした社内の業績評価のルールを決めるのが管理会計です。
このルールを上手に設定すると、経営が求める望ましい行動を社員が取るように自然と仕向けることができますが、逆にここを誤ると社員が頑張るほど業績が悪化するケースも想定されます。このクラスでは様々な業界のケーススタディを通じて管理会計の大切さ、奥深さを学びました。
Corporate Financial Reporting(財務諸表の読み方)
このクラスでは財務諸表の読み方について理解を深めました。
特にポイントとなるのが脚注(Footnote)です。小さな字で欄外に書かれているので見落としがちですが、実はここに重要なメッセージが隠されていることが多いのです。
業は少しでも業績を良く見せようと会計ルールの範疇で色々と工夫しますが、その本質を見抜くには幾つかの着眼点、チェックポイントがあります。