たび

水戸の偕楽園の梅まつりと弘道館

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春の訪れを感じる3月上旬。平日にお休みを頂いて、彼女と水戸への日帰り旅行に行ってきました。

今回の目的は「日本三名園」の制覇!これまで金沢の兼六園、岡山の後楽園を訪れてきた僕たちにとって、最後のひとつである水戸の「偕楽園」は、いつか行きたいねと話しながらなかなか行けていない場所でした。

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偕楽園:日本三名園を締めくくる、白と紅の絶景

偕楽園は、天保13年(1842年)に水戸藩第9代藩主・徳川斉昭によって「民と偕(とも)に楽しむ」場として開設された歴史ある庭園です。

金沢の兼六園、岡山の後楽園と並び「日本三名園」の一つに数えられ、四季折々の美しさを誇ります。特に春の訪れを告げる梅の名所として知られ、広大な敷地には約100品種、3,000本もの梅が咲き誇ります。

穴場の駐車場で、朝一番の静寂を味わう

朝6時過ぎに自宅を出発し、8:30頃に偕楽園表門前駐車場に到着しました。 ここは10数台しか停められない小さな駐車場ですが、表門のすぐ目の前という最高の立地です。

到着したときはまだ数台しかおらず、スムーズに停めることができました。台数が少ないので、ここを目指すなら早めの到着が絶対にお勧めです。

偕楽園入口
好文亭表門

弘道館とのセット観覧券を購入して中へ入ると、平日の朝ということもあり人影はまばら。凛とした朝の空気の中、二人のペースでゆっくりと散策をスタートしました。

竹林を抜け、満開の梅林へ

好文亭表門から入り、一の木戸へ。まずは「陰」の世界を象徴する竹林と大杉森を抜けていきます。

ひんやりとした静寂の中を下り坂へと進むと、パッと視界が開け、色鮮やかな梅林が姿を現しました。

園内には約100品種もの梅があるそうで、この日はちょうど遅咲きが咲き始め、早咲き・中咲きと合わせてまさに満開のピーク! 辺り一面に甘い香りが漂う圧巻の梅林を堪能できました。

未開紅
白加賀
江南所無

有料区域の外に広がる、もうひとつの梅の楽園

吐玉泉とぎょくせんは、白い大理石の器から清らかな水が絶え間なく湧き出る泉で、かつては茶の湯や眼病の治療にも使われ、偕楽園の陰(静寂)の世界を象徴する重要なスポット。

吐玉泉

吐玉泉とぎょくせんを眺めて有料区域を出た後も、お楽しみは続きます。梅桜橋を渡って猩猩しょうじょう梅林や田鶴鳴たづなき梅林へと足を延ばしました。

梅桜橋から眺める偕楽園

こちらは有料エリアよりも広々としていて、自然な雰囲気の中に梅が植わっています。人もほとんどおらず、広い空の下で梅を独り占めしているような贅沢な時間を過ごせました。

田鶴鳴橋から眺める好文亭

その後、田鶴鳴橋を渡って千波湖のほとりへ。少し歩き疲れたので「好文cafe」で一休みし、湖の景色を眺めながらリフレッシュしました。

徳川斉昭のこだわりが詰まった好文亭

常磐神社に参拝し、東門から再入場して向かったのは好文亭です。

好文亭は、徳川斉昭が自ら設計したとされる風雅な建物で、文人墨客や家臣、領民たちとの詩歌や慰労の場として使用されました。

木造3階建ての本体と奥御殿からなり、各部屋の鮮やかな襖絵や工夫を凝らした意匠が見どころです。

特に3階の「楽寿楼」からは、眼下に広がる梅林と千波湖を一望でき、当時の藩主が眺めたであろう絶景を堪能できます。

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弘道館:歴史の息吹を感じる学び舎と梅の共演

偕楽園を後にして、車で10分ほどの距離にある「弘道館」へと向かいました。

弘道館は、徳川斉昭が創設した水戸藩の藩校であり、当時の日本最大級の規模を誇った教育機関です。儒教精神に基づき「文武不岐」を掲げ、幕末の志士たちをはじめ多くの優れた人材を輩出しました。

重要文化財に指定されている正庁や至善堂、そして庭園に咲く美しい梅が、当時の厳かな学びの雰囲気を今に伝えています。

凛とした美しさ、学問の庭の梅

ここも実は隠れた梅の名所で、約60品種、800本が植えられています。

偕楽園が「動」の賑わいなら、弘道館は「静」の趣。歴史ある建物と梅のコントラストが素晴らしく、落ち着いて花を愛でることができました。

八重寒紅

水戸城の面影を辿る、城下町散策

弘道館をじっくり見学した後は、道路を挟んで向かい側にある「水戸城大手門」へ。再建されたばかりの堂々たる門をくぐり、旧二の丸周辺を散策しました。かつての城下町の雰囲気を感じながらのウォーキングは、旅の締めくくりにぴったりでした。

日本三名園をすべて巡るという夢が叶い、満開の梅にも恵まれた最高の一日。 水戸の歴史と自然の豊かさを、彼女と一緒にたっぷりと堪能できました。

次は、また別の季節の表情を見に訪れてみたいと思います。

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