たび

大雪山旭岳ロープウェー、美瑛、富良野

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7月中旬の北海道は、まさに百花繚乱のベストシーズンを迎えます。

北海道のたび三日目は、高山植物が咲き乱れる大雪山旭岳の朝一番の絶景から、美瑛・富良野の鮮やかな丘を巡る夏の魅力をぎゅっと凝縮したドライブの日でした。

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静寂の大雪山ロープウェイハイキング

まだ街が眠る午前5時過ぎにホテルをチェックアウトし、車を走らせること約1時間。

やってきたのは、1年の中で最も賑わいを見せる夏の旭岳です。この時期はチングルマなどの高山植物が一斉に開花するため平日でも大混雑しますが、6時半のロープウェー始発便を狙うことで山麓駅の有料駐車場にもスムーズに車を停めることができました。

大雪山旭岳ロープウェイは大雪山連峰の主峰であり、北海道最高峰の旭岳(標高2,291m)の五合目までを結ぶロープウェイです。

山麓駅から標高約1,600mの姿見駅までを約10分で結び、車窓からは大雪山の大パノラマや原始林を見下ろすことができます。

四季折々の美しさがあり、特に夏は日本一早い高山植物の開花、秋は日本一早い紅葉をお目当てに、全国から多くの登山客や観光客が訪れるスポットです。

ロープウェイ姿見駅を降りたら、約1時間半の大回りコースのハイキングへ出発です。

旭川は30℃近い蒸し暑さでしたが、朝7時前の山の上は17.5℃と涼しく風も穏やかで気持ち良い!

エゾノツガザクラ(蝦夷の津賀桜)
チングルマ(珍車・稚児車)
キバナシャクナゲ(黄花石楠花)
メアカンキンバイ(雌阿寒金梅)
エゾイソツツジ(蝦夷磯つつじ)
ハクサンチドリ(白山千鳥)

残念ながら曇り空で旭岳の山頂は雲に覆われていましたが、視界は良く見渡せました。

始発のロープウェーに乗っていた人の多くは登山装備で山頂を目指していったため、ほとんど人とすれ違うこともなく、大自然を独占。

姿見の池に映る旭岳

混雑前の静寂のなかで、鳥のさえずりと噴気孔の轟音だけが響く本当の大自然を満喫できました。

8時半頃にはロープウェイで下山しましたが、この時間の下りの車内は僕ら含めて3人のみ。早起きした甲斐あって夏の旭岳をほぼ2人だけで貸し切りできた素敵な時間でした。

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青い池、しらひげの滝

旭岳を後にして、車で約40分ほどの距離にある美瑛の白金エリアへと向かいます。

青い池は北海道美瑛町にある神秘的なコバルトブルーの水面と立ち枯れたカラマツが織りなす絶景で知られる人気観光地です。

十勝岳の防災工事の際に偶発的に生まれた人造湖で、湧水に含まれるアルミニウムなどの成分が美瑛川の水と混ざり合うことで、この独特の美しい青さが生まれます。季節や時間帯、天候によって、エメラルドグリーンからライトブルーへと様々な表情に変える不思議な池です。

青い池の澄んだ色彩に心を奪われた後は、近くにあるしらひげの滝へ。欄干の低い橋の上から恐る恐る雄大な滝を眺めました。

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美瑛の丘ランチ、パッチワークの路

ランチは、美瑛の丘の森に佇むブラン・ルージュでビーフシチューを頂きました。ゴロゴロっと柔らかくて大きなビーフがたっぷりと入ったビーフシチューは絶品です。

ランチの後は、美瑛を代表するパッチワークの路をドライブ。どこまでも続く緩やかな丘陵地帯に、異なる作物が織りなす美しい色彩のパッチワーク。

窓を開けて心地よい風を感じながら走る時間は、まさに北海道ドライブの醍醐味そのものです。

親子の木とジャガイモの白い花畑
マイルドセブンの丘
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四季彩の丘

パッチワークの路をドライブした後は、美瑛を代表するもう一つの花の聖地へと足を延ばしました。

四季彩の丘は、美瑛のなだらかな丘を舞台に数十種類の花々が数ヶ月にわたって咲き乱れる約15ヘクタールもの広大な展望花畑です。

春から秋にかけて季節ごとの主役たちが花開きますが、特に7月中旬以降はマリーゴールドやペチュニアなどが満開を迎え、園内全体が鮮やかなストライプ模様の「虹のカーペット」へと変貌します。

7月中旬の四季彩の丘は、まさに1年で最も美しい季節を迎えていました。丘全体を覆い尽くす鮮やかな虹のカーペットは圧倒的なスケール感で、どこを切り取っても絵になります。

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ファーム富田、ニングルテラス

美瑛で夏の花を満喫した後は、富良野町にあるファーム富田へ移動しました。

日本最大級のラベンダー畑をもつ富良野を代表する歴史ある広大な花園です。

初夏になると園内一面が鮮やかな紫色の絨毯で埋め尽くされ、心地よい甘い香りが優しくエリア全体を包み込みます。

ラベンダーだけでなく、広大な敷地には多彩な花々が咲き誇る畑が点在し、オリジナルのスイーツや香水などのショッピングも充実している観光名所です。

園内を優しく包み込むラベンダーの薫りに満たされながら、のんびりと夏の富良野の空気を味わいました。

心地よい疲労感とともに、本日のお宿である富良野リゾートホテル エーデルヴェルメにチェックイン。ウェルカムドリンクを頂きながら、ロビーでしばらくのんびりと寛ぎました。

夕暮れ時、車で数分のところにあるニングルテラスへ。森の中にひっそりと佇むログハウス風の雑貨屋さんをいくつか散策しているうちに、木々の間に灯りがともり始め、ロマンチックで幻想的な雰囲気に包まれました。

早朝の山の静寂から、昼の花の色彩、そして夜のロマンチックな森まで、夏の北海道のポテンシャルをフルに体感できた贅沢な1日となりました。

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