6/21-22は神田で自己基盤(ファウンデーション)コースの基礎②③を受講してきました。これまでの4回のセッションでまだお話できていなかった方がお二人いましたが、狙って一緒のグループになることでようやく第25期の同期23名の方々と一通りお話することができたのが1つの収穫です。
宿題セッション
2回の宿題セッションでの気づきをメモ。
- クライアントの言葉の端々から何かを恐れて避けている様子が感じられた。
- 「何かを恐れているように聞こえますが、何が怖いんでしょうか?」とフィードバックすることで、クライアントは無意識的に感じていた恐れに気づき、話した。
- コーチングの結果、クライアントに大きな気づきを与えることができたらベストだが、それは結果であり、目的ではない。
- ここを目的にすると、無意識のうちにクライアントを誘導するリスクが大きい。クライアントの話に耳を傾けるのが基本であり、大切。
Day 5:自己基盤 基礎②「気がかり」
- クライアントが新しい課題に対してどうすべきか相談してきたが、悩んで困っているという感じでもなく落ち着いていた。
- その旨をフィードバックした上で「過去に似たようなケースでうまくいった経験で活用できるものは?」と尋ねることで、過去の経験値をリソースの1つとして活用できる可能性を探る。
- クライアントが「自分が言い出しっぺなので…」という表現を繰り返し使っていた。
- 思いが強そうなキーワードとして注目して、その旨をフィードバックした上で「どうですか?」と水を向けてみる。
- FPのプロが自分のこととなるとお金まわりの整理ができていない、という相談に対して出てきたアクションプランの実行確度を上げるために火を付ける質問
- 「この行動ができると、プロとして実施しているFPの業務に対してどんな影響がありそうですか?」
Day 6:自己基盤 基礎③「思い込み」
- 思い込みによって得られているものと失っているものを客観的にリストアップすると、短期的なもの、表面的なもの(実際は何も得られていない可能性もある)しか得られていない一方で、長期的に大切なものを失ってしまっているリスクが大きい。
- 父親・上司は常に正しくあるべき
- 得られるもの:かりそめの威厳、自尊心
- 失うもの:子供や部下との信頼関係(正しくない時も自分を正当化して相手に自分の価値観を押し付けてしまうリスク)
- 父親・上司は常に正しくあるべき
- 思い込みに気がついたとしても急には価値観や行動は変えられない。どう対処すればよいか?
- 使う言葉を変える:「仕事は頑張るべき」 → 「今日は仕事を頑張ってみようかな」
- 言葉は自分の世界を作っている(言霊)。自分が発話した言葉を自分で気づき、少し変換することで気が楽になることも。
- 自分の意見を述べつつも、相手に選択の余地を与える言葉を添えて伝える習慣
- 「僕はAだと思うけど、それでよい?」
- 使う言葉を変える:「仕事は頑張るべき」 → 「今日は仕事を頑張ってみようかな」
- クライアントの話すことが抽象的で腹落ちしない時は素直にその旨を伝えて「もっと具体的には?」と質問してクライアントに考えてもらう。
- クライアント自身も上手に言語化できずにモヤモヤしながら話すことはよくある。
- クライアントもコーチも目的が曖昧なまま現状把握や打ち手の検討をしてもぼやけたままで効果は限定的。
- コーチが腹落ちできるまでクライアントに質問し続けることも大切。「本当にあなたが得たいものは何?」