庭いじり夢の注文住宅

さよなら、オリーブの木。こんにちは、マイヤーレモン。

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庭いじり
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我が家のシンボルツリーとして13年寄り添ったオリーブの木に訳あって別れを告げ、妻と一緒に伐採・抜根まで行うことに。そして、新たにマイヤーレモンの小さな苗木を迎えました。

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13年の時をともにしたシンボルツリー

2011年12月。新築の我が家の玄関アプローチに、一本のオリーブの苗木を植えました。家族が新しい生活をスタートさせるタイミングで、この木もまた我が家のシンボルツリーとして家族と一緒にすくすくと育ちました。

それから13年。気がつけば、このオリーブは2メートルを優に超える立派な木に成長。濃い緑の葉を揺らしながら、静かに家族を見守るように玄関先を優しく彩ってくれていました。

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試練の台風、そして決断

ところが、2018年に東京を襲ったカテゴリー5クラスの台風24号のあと、オリーブの木が大きく傾いていることに気づきました。ロープ2本で支えてなんとか持ちこたえたものの、それ以来、剪定や支え直しなどの手入れが少しずつ負担になっていきました。

そして今年の春、息子の就職、娘の大学進学という家族にとって大きな節目を迎えたタイミングで、「我が家のシンボルツリーも一緒に世代交代しようか」という話に。少し寂しい気持ちもありましたが、僕ら家族の新たなステージにふさわしい、新しいシンボルツリーを迎えることにしました。

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想い出にさよならを告げる準備

はじめは、オリーブをどこかのご家庭に引き取ってもらって第2の人生を歩んでもらえたらと考え、植木屋さんに相談しました。ところが現実は厳しく、むしろ伐採や根の撤去等に最低でも2万円以上の費用がかかることが判明しました。

さすがに素人には無理だろうと諦めかけていたところ、妻がぽつりと一言。「せっかくの機会だし、二人でやってみようよ」。これを機に腹を決めて自分たちでオリーブとさよならをすることに。

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感謝を込めて夫婦で伐採・抜根

快晴の週末の朝。まずは妻と二人でオリーブの木の幹に触れて、しばしの間、今までの感謝を伝えました。

続いて軍手をはめ、ノコギリを握り、YouTubeで確認したプロの手順を思い出しながら、作業開始。枝を1本ずつ切り落とした後、幹をぐらぐらと揺らしながら、慎重に掘り進めていきます。

驚いたのは、その根の深さと太さ。13年間、風雨に耐えながら、静かに地中深く根を張っていたオリーブの生命力の強さに、あらためて胸が熱くなりました。途中で休憩しながら、二人で丁寧に、根を少しずつほどいていく作業。気がつけば2時間が経過していましたが、ついに綺麗にほとんどの根を引き抜くことができました。

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第2ステージのはじまり

新しい風が吹き込むように、その場所に新たに植えたのはマイヤーレモンの苗木。まだ3年ほどの小さな木ですが、何年か後には白い花を咲かせて黄色い実をつけてくれる日がやってくるのが楽しみです。

家族のかたちが少しずつ変わっていく中でも、庭の片隅に小さな変化と成長を感じられることは、きっとこれからの毎日にささやかな幸せをもたらしてくれるはず。

このマイヤーレモンが、これからの我が家の暮らしを見守りながら、ゆっくり、確かに育ってくれることを願っています。

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