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鼻の炭酸レーザー治療体験記:慢性鼻炎と花粉症から解放!

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子供の頃から慢性鼻炎に悩まされ、鼻づまりが日常で口呼吸が当たり前になっていた僕が、思い立って花粉症向けの鼻の炭酸レーザー治療を1月末に受けました。

結果的に、慢性鼻炎の不快な症状が劇的に改善し、花粉症の症状も緩和されたので経緯をメモしておきます。


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背景と治療を受ける決断

長年の慢性鼻炎の悩み

  • 症状: 子供の頃から慢性鼻炎で、常に鼻が詰まっている状態に慣れてしまっていた。
  • 影響: 無意識のうちに口呼吸になり、朝起きると口内が乾燥。夜間の口呼吸の音についても、彼女から指摘されるほど。

治療を決断した理由

  • 花粉の時期には花粉症の症状にも悩まされていたが、花粉症の治療の1つとして炭酸レーザー治療を知った。
  • 治療の結果、鼻通りが良くなるとのことなので、慢性鼻炎の症状も緩和されるのではと感じた。
  • 効果の持続期間は1~2年程度と説明され、定期的な経過観察で追加治療も可能とのことで、将来的な安心感も得られると判断した。

炭酸レーザー治療とは?

鼻の炭酸レーザー治療についてPerplexityで2025/2時点の情報をベースに整理してもらいました。

鼻粘膜炭酸ガスレーザー治療は、薬物療法で改善しない慢性鼻炎やアレルギー性鼻炎の患者に対し、低侵襲で日帰り可能な治療法として確立されている。レーザーが粘膜表層の水分を選択的に加熱する特性を利用し、腫脹した組織を凝固・縮小させることで鼻腔の通気性を改善する。手術時間は約15~30分で、局部麻酔下で痛みをほぼ感じないことが特徴である。

主な適応と効果

  • 効果が期待できる症例:薬物治療に反応しない持続性鼻閉、鼻粘膜の可逆的肥厚、アレルギー性鼻炎(特にダニ・ハウスダスト誘発型)
  • 平均的な効果持続期間:初回治療後2~3年(中央値28ヶ月)、症状再発時は追加治療が可能
  • 即時効果:術後4週間で鼻腔通気面積が2.3倍に拡大、鼻閉スコアが67%改善

治療の流れ

  1. 術前評価:鼻腔3Dスキャンと内視鏡検査で粘膜状態を分析
  2. 施術:麻酔ゲルを塗布後、レーザーを格子状に照射(通常20~30スポット)
  3. 術後管理:2週間の偽膜形成期を経て、4週間で完全な粘膜再生が完了

まとめ

この治療法はQOL改善と医療経済的合理性を両立する選択肢として、特に若年~中年層の治療戦略において重要な位置を占めつつある。効果持続期間の個人差が課題だが、遺伝子解析を用いた予測モデルの開発が進んでいる。


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治療前の診断

治療前の検査、治療当日、治療の2週間後に合計3回、耳鼻科に行きました。初回はこんな感じ。

  • 検査
    • レントゲン検査で副鼻腔炎などの合併症がないかを確認。
    • 問題がなかったため、治療が受けられる旨の診断。
  • 治療予約と内服薬の処方
    • 数日後に治療予約を取り、鼻炎を抑える薬を処方。
    • 治療当日の朝、さらに状態を整えるために強い薬を1錠服用(治療前の準備として、鼻粘膜をできるだけ整えておくことが目的だそう)。

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治療当日

治療の日はトータルで30分ほどで終了しました。といっても、ほとんどは麻酔が効くまでの待ち時間で、治療自体は数分程度でした。

費用は健康保険の3割負担で1万円弱程度です。

麻酔ガーゼの挿入

  • 目的: 局所麻酔により、レーザー照射中の不快感を最小限に抑えるため。
  • 作業: 麻酔を染み込ませたガーゼを鼻の奥に2枚挿入し、麻酔の効果が出るまで30分ほど待つ。
  • 感想: 鼻の奥にガーゼを入れる際に少し痛みを感じたものの、インフルエンザやコロナの検査に比べれば大したことない程度。

炭酸レーザー照射

  • 手順
    • 目に保護ゴーグルを着用。粘膜をレーザーで焼く時に煙が発生するため鼻から吸わないように、とのこと。
    • 煙を見たくなかったので目をつむって口呼吸で対応しながら、片側で約1分程度の照射を実施。
  • 感想
    • 初めはチクチクとした痛みが少し感じられたものの、後半はほぼ痛みを感じず。
    • 焼けた匂いが気になった程度で、麻酔ガーゼの挿入時の痛みのほうが印象に残ったくらい。治療自体は5分もかからず、あっという間に完了。

術後の処置と注意事項

  • 処方: 花粉症用の鼻の薬が処方され、治療直後は風呂に入れるものの、お酒は控えるよう指示あり。

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術後の経過と回復の流れ

初期の反応(治療直後~1週間)

  • 症状: 治療後1週間ほどは、鼻の粘膜が治癒過程にあり、花粉が飛び始めるタイミングと重なって、花粉症が一番辛い時期のような鼻水やくしゃみ、鼻づまりの症状が現れました。「あれ、治療を受けないほうが良かった?」と感じたこの期間が一番辛かったです。
  • 原因: 療法直後の粘膜は一時的に敏感になり、炎症が強く出ることがあり、花粉への曝露で症状が悪化するそう。花粉が飛び始める前の12月くらいに治療を受けるのがおすすめです。

中期の経過(2~3週間後)

  • 約2~3週間で、治療後の修復が進み、鼻通りが劇的に改善しました。
  • 鼻の奥から硬く、赤黒い小さな欠片が3回ほど剥がれ落ちました。
  • これは、レーザー照射後に形成されたかさぶたや壊死組織が乾燥し、自然に剥がれ落ちたもののようです。痛みや不快感は全くなく、むしろ正常な治癒過程の一部とのこと。

治療後2週間の診察

  • 3回目の受診: 術後2週間の診察で、医師から「特に問題はない」と確認され、追加の薬の処方もなし。
  • 現状: 現在、花粉が飛び始めているにもかかわらず、従来のような鼻炎症状はあまり感じなくなり、快適な鼻通りが持続しています。

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治療効果のまとめ

効果の実感

  • 鼻通りの改善: 治療後、感覚的には鼻の通りが2倍くらい良くなったと実感しています。長年の慢性鼻炎による不快感が劇的に改善され、生活の質が大幅に向上しました。花粉症の症状も2月末時点で例年より落ち着いています。
  • 副次的効果: 口呼吸中心の生活から鼻呼吸が自然にできるようになり、朝の口内の乾燥や夜間の呼吸音の問題も改善しています。

効果の持続と注意点

  • 持続期間: 個人差はあるものの、効果は約1~2年続くとの説明があり、定期的な経過観察で追加治療も問題なく実施できるそう。
  • 花粉症対策: 炭酸レーザー治療は鼻づまり改善に効果的ですが、スギ花粉などの症状全体が完全になくなるわけではないため、症状が辛い場合は従来の薬物治療も併用する必要があるとのことです。花粉がピークに達する時期には従来の薬も必要になるかもしれませんが、慢性鼻炎そのものの改善は大きな成果がありました。

この治療を受けるかどうかは個人の症状や医師との相談次第ですが、僕の場合は「もっと早く受ければよかった!」と感じるほど、日常生活が大きく改善されました。同じような悩みを抱える方の参考になれば幸いです。

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