今年は大学卒業から早いもので30年!先日は会社の入社同期10人で蒲郡を訪ねましたが、今回は大学のゼミ同級生8人で猪苗代、会津若松を旅してきました。
猪苗代
猪苗代方面は初めてだと思っていましたが、地図を見るとアルツ磐梯スキー場があるところでした。20代の頃に数回スキーをしに行っていましたが、一面雪景色で観光もしていなかったので猪苗代の想い出はほとんどなし。
今回は郡山まで新幹線で移動してレンタカーを借りてゆっくり観光できました。
猪苗代ハーブ園
カーナビで検索してもヒットしませんでしたが、ホテルリステル猪苗代の敷地内に広がるハーブ園です。
広大な敷地に季節の花々が植えられていて、僕らが訪ねた時はコスモスとジニアの花が一面に咲いていて圧巻でした。
猪苗代地ビール館
続いて、猪苗代湖を望む地ビール館でランチ。5種類の個性的なビールが楽しめる17846(いなわしろ)の地ビール飲み比べセットがお勧めです!
また、蕎麦が意外にも本格的な手打ちそばで美味しかった!
天鏡閣
天鏡閣は明治時代に皇族の閑院宮家の別邸として建てられた美しい洋風建築です。設計は日本の著名な建築家・片山東熊で、1899年に完成したこの建物は、西洋のヴィクトリア様式を取り入れた優雅な外観が特徴。
天鏡閣の名前は、猪苗代湖を「天の鏡」と称した「天鏡湖」に由来し、湖を見渡す景観が魅力です。
内部には当時の家具や調度品が保存されており、当時の皇族の生活様式を感じることができます。
会津若松
夕方に会津若松へ移動して、駅前のホテルにチェックインした後に会津若松の郷土料理で有名な「田事」へ。
田事
地元で採れた旬の山菜、郷土料理の代表であるこづゆのほか、特に鮎の塩焼きが絶品でした。
また、お店の雰囲気も魅力のひとつです。落ち着いた和の空間で、心温まるおもてなしを受けながら、ゆったりと会津の味覚を堪能しました。
鶴ヶ城
翌朝はまず鶴ヶ城へ。白壁が美しい五層の天守閣を持つ城で、会津地方のシンボル的存在です。もともと1384年に建てられ、幾度も改修や再建を経てきました。
現在の天守閣は復元されており、内部は資料館として一般公開されています。幕末の戊辰戦争で激戦地となった背景など、見ごたえのある展示で歴史に翻弄された会津若松の人たちの生き様に思いを馳せました。
城の上からは会津若松市街を一望する絶景が素晴らしかったです。
麟閣
麟閣は鶴ヶ城に隣接した歴史的な茶室で、会津藩主である保科正之が茶道を嗜むために建てたそうです。冷たい抹茶とお菓子を頂きました。
御薬園
御薬園は歴史的な日本庭園で、藩主の保養地や薬草園として使用されてきた場所です。その名の通り、薬草が栽培されており、かつては会津藩の医薬品供給の一部を担っていたそう。
奥は池を中心とした回遊式庭園になっています。
会津武家屋敷
かつての会津藩家老・西郷頼母の屋敷が復元されていて、当時の藩士の暮らしぶりが伝わってきました。
飯盛山
戊辰戦争で会津藩の少年兵であった白虎隊の士たちが飯盛山の中腹から炎に包まれる鶴ヶ城を見て自刃した悲劇の舞台。
旧滝沢本陣
1678年に滝沢組郷頭を務めた横山家の住宅として建築され、その後は歴代会津藩主が参勤交代等の休息所として使用されていた場所です。
戊辰戦争では時の藩主松平容保の出陣により本営とされ、白虎隊もここで出陣を命じられたそう。
今でも戊辰戦争当時の砲弾の跡や刀傷が生々しく残っていました。
さざえ堂
1796年に建立された仏堂。その名の通り、螺旋状の階段が特徴的で、二重らせん構造という珍しい建築形式が特徴です。
参拝者は堂内を登りながら次第に頂上に達し、下りは別の道を通るため、参拝者同士がすれ違うことがないというユニークな構造でした。
SLばんえつ物語
会津若松駅ではたまたまSLばんえつ物語がホームに入ってくるところを見られました。
1999年4月29日から磐越西線で復活を遂げたSL(C57-180)で定期運行しているSLばんえつ物語は、首都圏をはじめ全国の皆さまからご利用いただいています。
JR東日本ウェブサイト
「森と水とロマンの鉄道」磐越西線の四季折々の風光明媚な景色をお楽しみください。
時間があれば乗ってみたかったなあ。
Udioで振り返る旅
旅のキーワードからChatGptで歌詞を作り、Udioで制作した楽曲をCanvaでスライドショーにまとめたのがこちら。テイストを変えて何曲か作った中で一番のお気に入り。
ミュージカル調で徐々に盛り上がっていって、静かに幕を閉じる流れが良いです。そしてボーカルの声がいい!
猪苗代、コスモス、地ビール、フイゴ、田事、鶴ヶ城、飯盛山、白虎隊といった旅のキーワードの散りばめられた歌詞と写真がシンクロしているのが見どころです。
Udioは最近追加されたudio-130という2分10秒の長尺な楽曲を一度に制作できるオプションを使ってみましたが、なかなかの完成度でした。今までは30秒ずつ制作した楽曲を繋ぎ合わせていましたが、その手間が省けて更に手軽になりました。