たび

北門屋敷・萩城下町にある唯一の宿

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たび
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萩で宿泊したのは世界遺産・萩城下町の中にある唯一の宿、北門屋敷。

毛利の居城であった萩城からほど近い場所、かつて城を守る重臣達が居を構えた萩城三ノ丸の、毛利一門・吉敷毛利家屋敷跡に、私どもの宿 北門屋敷はございます。

世界遺産・萩城下町の中にある、唯ひとつの旅館。

ここは、藩政時代からほとんど変わらない町割りと当時の面影を色濃く残した、武家屋敷の風格と、凛とした空気が漂う、江戸時代の萩の息づかいがそのまま感じられる場所です。

公式ウェブサイト

少し早めに着いたのですが、ラウンジのソファーでウェルカムドリンクを頂いている間に準備して頂けました。門構えは純和風ですが、建物は洋風と和風の折衷スタイル。

チェックインした後は、さっそくフロントで自転車を借りて明倫学舎まで散策に出かけました。

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和洋室

リニューアルしたばかりなのか、とてもきれいなお部屋でした。窓からは桜の並木が見えて、春は素晴らしい眺めだとか。

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夕食

夕食は、旬を味わう和会席。日本海の恵まれた海の幸、山口の豊かな山の幸、黒毛和牛しゃぶ、旬の地魚など計八品のお品書きを堪能しました。特に、新鮮なアワビのバター焼きは身が柔らかくて絶品でした。

テーブルクロスがわりに敷かれた古地図には、北門屋敷がある場所に「毛利出雲」と記載がありました。

2015年、世界遺産に登録された【明治日本の産業革命遺産】の構成要素『萩城下町』は「城跡」「旧上級武家地」「旧町人地」の3区画からなっており、北門屋敷のある「旧上級武家地」(萩城三の丸)には毛利一門や家老など萩藩重臣たちの屋敷の一部や土塀などが数多く残っています。そのため、古地図で散策ができると言われています。

■萩城三の丸とは 
萩城は「本丸」「二の丸」「三の丸」から形成されています。天守閣などがあった本丸は現在は「萩城跡」として入場することができます。本丸の外の郭までが物見矢倉などがあった二の丸、そこから外堀までの武家屋敷地区が三の丸です。外堀まですべてが萩城の“ご城内”であり、現在も地名を「堀内(ほりうち)」と言います。

三の丸は、藩内最上級である毛利一門をはじめ永代家老や寄組など重臣の住居地だった地域で、地図上の城下の侍屋敷と比べてもその屋敷地の広さが際だっています。中でも藩主の通った御成道・本町(おなりみち・ほんちょう)沿いは1万石前後の上級武士の屋敷が建ち並び、当時の道幅は現在の約2倍もありました。

北門屋敷はその本町に面した毛利一門・吉敷毛利家(よしきもうりけ・古地図では毛利出雲)の屋敷跡に位置しており、表門の基礎部分には江戸時代の貴重な石垣を見ることができます。また西隣の家老・福原家にも石垣や表門が、東隣の益田家には堀内で最も長い土塀が現存しています。

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中庭

手入れされた中庭には季節の花々が咲き、散策できます。

温泉は、内風呂と露天風呂ふたつ。白壁を眺めながらゆっくりと露天風呂に浸かる至福の時間を過ごしました。

フロントで自転車をレンタルして、早朝に城下町を巡ったのが良い想い出になりました。萩をのんびりと満喫したい方にお勧めします。

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