いま思うこと

ALL ABOUT マイコンBASICマガジン

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全盛期は28万部も出ていたというベーマガで知られる伝説的な月刊誌「マイコンBASICマガジン」、休刊して12年で初というトークイベントに行ってきました。たまたま会社同期のF君がfacebookでつぶやいているのを見てチケットを買っておいてもらったのですが、VIP席は2分ほどで完売、450席の自由席も40分で完売というプラチナチケット。

当時の愛読者ならよく知っている(編さん)や(影さん)をはじめ、スターゲームプログラマーや音楽プログラマー、ゲームライター等が「今だから話せる当時の秘密」を赤裸々に暴露したり、自分が投稿したゲームプログラムを壇上の実機で読み込んでRUNしたり…と、盛り沢山の5時間!でした。

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オープニングの発声はあの方

完全なるおじさんホイホイ状態で異様な熱気に包まれるなか、オープニングは、いきなり「あの人」による開会宣言で一気に会場は大爆笑。30年ぶりくらいに聞きましたが、そうそう、あんな喋り方でしたよね。僕は初代PC-6001ユーザーでしたのでアレですが、いきなりツボでした。

イベントに先立ち、昨日に本棚を漁っていたら、1冊だけ保管していたベーマガを発見!僕は「明日のSTAR PROGRAMMER」でした。

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ベーマガの想い出

それにしても、見始めると止まらない懐かしさ。そういえば、中1の頃、友達と一緒に思い立ってアポなしで電波新聞社を訪ねてベーマガ編集部に遊びに行ったことをふと思い出しました。あの時、応対してくれたお姉さんはきっとつぐ美ちゃんで、編さんや影さんとも話したはず。サインもらっておけばよかったなぁ。

そんな影さんがトークの中で「当時、編集部を訪ねてくる子供が結構いました。この中で来たことある方、いますか?」と会場に問いかけましたが、想定外に手を挙げた人は僕を含めて数人くらいでした。実はイベント会場に着いたとき、長蛇の列に並んでいるオジサン達はみなそれっぽい往年ファンみたいな感じで、正直、僕レベルで話についていけるのだろうかと一抹の不安を感じていましたが、全くの杞憂で、ど真ん中でした。

中学生の時、ゼビウスの縦スクロールを初めてみてグラフィックの美しさと世界観に衝撃を覚えた日、そしてスペースハリアーでは3Dでスクロールしかも筐体が動いてあの音楽に圧倒され、高校生の頃は高田馬場のゲーセンに通い詰めてファイナルラップで友人とタイムを競った日々…など、忘れかけていたゲーマー魂を再び呼び覚まされた第3部ゲームライター達によるトークショー。

BASICを覚えてゲームを自作する楽しさを知り、同時に当時の最先端の技術で次々と開発される業務用ゲーム機の圧倒的なグラフィックと音楽を通じて子供ながらに無限に広がるテクノロジーの進化を体感していたことに改めて気づき、ベーマガはそのどっちもカバーしていたんだなと実感しました。

大学は文系に進んだものの、縁あって今の会社に就職して富士通の汎用機でCOBOLプログラマーから社会人をスタートさせたのも、思い返せばベーマガが原点でした。記憶の片隅に追いやられていた当時の懐かしい記憶やワクワク感を久々に思い出しながら、今の仕事でもまさに最新のIT技術を活用して世の中にない新しい仕組みを作り出すことに挑戦しているという自分の立ち位置を再確認して、あの頃の気持ちに立ち返っていい仕事をしよう!という前向きなパワーを頂くことができました。

ベーマガ関係者のみなさま、楽しいイベントをどうもありがとうございました!

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