ソーシャルメディア

「ありがとう」の気持ちで社会に貢献できる仕組みづくり

スポンサーリンク
ソーシャルメディア
スポンサーリンク

今日は会社の創立記念日。午前中は本社で記念式典があり、午後はお休みになります。記念式典では、その前年度に顕著な活動をしたチームや個人に対する表彰式が行われます。今年は、社長表彰(THANK YOU貢献賞)と常務CTO表彰(知域貢献賞)をダブルで頂くことができました。知域貢献賞は今回から新設された表彰で、僕は社内SNS等の取り組みを広く社外に伝えたことについて評価して頂けました。THANK YOU貢献賞とは、会社で推進している「THANK YOUポイント」という制度で1年間を通じて獲得したポイント上位者が表彰されるもの。THANK YOUポイントは、仕事やプライベート等、どんなことでも良いので同僚に何かしてもらった時に「ありがとう」の気持ちをポイントとして送れる仕組みです。

僕はH21年度に同僚から頂いたサンキューポイントが一番多かったとのことで表彰頂くことができました(ちなみに、僕が送付したポイント数は全社で3位だったとか)。僕は一応、自分のポイントを贈る基準としては「仕事上、その人がやるべきことをやってもらった」際には贈らないようにして(これではキリがない!)、「こちらからお願いして助けてもらったとき」や「期待以上の対応をしてもらって助かったとき」に贈るようにしています。それでも年間でおよそ50ポイントほど贈っていたそうですので、週に1回くらいは贈っている勘定。

自分がポイントを贈った人からポイントを頂戴する機会はほとんどありませんが、もらった人は結構嬉しいもので誰かに贈りたくなるのが人情。贈られた人からは「心がほっこりしました」とか、「こんな仕組みがあったなんて知りませんでした」といったメールをよくもらいます。

もちろん、面と向かって「ありがとう」と言えれば良いですが、ほとんどは電話やメールで謝意を伝えるのみ。そんなとき、サンキューポイントを添えると、ありがとうの気持ちもより明確に相手に伝わります。シャイな日本人にはちょうど良い加減の仕組みかもしれません。

実はこの制度、5年前に社内SNSを経営に対して提案した際にセットで提案したものを経営企画部が施策として具現化してくれたもの。社内SNS同様に「言いだしっぺ」として、普及に向けてまずは自らが実践!ということで、日々のちょっとした「ありがとう」の都度、サンキューポイントを同僚に贈り続けています。このサンキューポイント、具体的にはこんな感じで運用されています。

・専用ポータルサイト(※1)、もしくは社内SNS(※2)から簡単にポイント送付可能
・相手の会社名(グループ会社社員も選択可)、名前を指定し、ON/OFF区分(業務に関連するものはON、その他はOFF)とコメントを記入して、ワンクリックするだけ
・リアルタイムにサンキューポイントが加算され、贈られた相手にはポータルサイトからポイントが贈られた旨のメールが届く
・ポイント送付の上限なし(一度に送付できるのは1ポイントのみ)
・全てのサンキューポイントは、いつ、誰が、誰に、どんなコメントで贈ったかがポータルサイト上でオープンに検索可能


※1 サンキューポイント専用ポータルサイト

※2 社内SNSの「THANK YOUポイントを送る」ボタン

また、社内SNS(Nexti)のトップページ左上に表示されるユーザ画像下には、その人のサンキューポイントの通算送受信ポイント数が表示(右図)されます。Nextiでは、「役職」という縦のセクショナリズムも打破するべく、あえて役職という項目をなくしました。

その代わりに、こうしてサンキューポイントを表示することで、役職とは違った価値観を全面に押し出そうと意図しています。部長でもサンキューポイントはゼロという人が多くいる一方、新人でも多くのサンキューポイントをもらっている人もいます。Nextiというオープンでフラットな場では、役職そのものはさほど意味を持たず、むしろ有用なコンテンツを発信できる人、仲間の力になれる人がリスペクトされるのです。

もともと僕らがこの仕組みを考えて経営に提案した際には、「1年間に全社でやり取りされたポイント数に応じて、1ポイント=xx円換算で社会貢献をしている団体に会社が寄付する」マッチングの仕組みも併せて提案しました。このアイディアについても経営企画部や社会貢献推進室などが色々と知恵を絞ってくれているようで、正式な制度化に向けて調整してくれているそうです。

同僚に「ありがとう」を伝えれば伝えるほど、社会貢献にもつながる。ちょっとした仕組みですが、社内SNSと併せてコツコツと運用し続けることで会社の文化として根付いていけば素晴らしいですし、もしマッチング寄付の仕組みが実現できれば、社員、会社、社会の3者にとってwin-winの関係を築くことができるはず。単なる株主価値の追求だけにとどまらない、会社の存在意義のあり方をもっと深く考えていきたいものです。

※サンキューポイントの取り組みは、「週刊東洋経済」でも取り上げて頂きました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
takekuraをフォローする
ロサンゼルスMBA生活とその後